隈研吾氏設計・開花亭sou-an 講演会編

母校の同窓会北陸支部の支部会と講演会があり

福井に行ってきました。

富山から福井まで特急で１時間半。

 

場所は、福井市中央町にある開花亭sou-an

著名な建築家　隈研吾氏による設計

外観はこんな感じ・・・

富山市舞台芸術パーク内に今年春オープンした

呉音(クレオン)も同氏の設計です。

 

第１部は一般の方も参加した講演会

大手前大学副学長の柏木隆雄先生から

「三好達治と福井」というテーマでお話をうかがいました。

三好達治とボードレールを比較した

柏木先生の三好達治観。なるほど～

柏木先生は、我が母校でも教鞭をとられていたことがあり

同窓生に先生のゼミ生がいらしたことがご縁で

西宮から福井までご夫妻でいらしてくださいました。

手に持っていらっしゃる本は、

三好達治の詩集「花筐(はながたみ)」の初版本で

直筆のサイン入りです。

初恋の人が忘れられず、その女性の夫が亡くなったと知ると

達治は妻子と別れてその女性と一緒になったそうです。

そこまで愛される女性ってすごいです。

 

女性は初恋の人のことなんて忘れるでしょうが

男性は、初恋の人のことをいつまでも忘れないものですよ

 

柏木先生のお言葉。

そんなもんですかね～

フランス文学専門の柏木先生がいらっしゃるとのことで

福井日仏協会の会員の方も多数参加されました。

また、柏木ゼミの方4名もはるばる関西から

参加してくださいました。

久しぶりのアカデミックな講演会。

学生時代にもっと勉強すればよかったと後悔・・・

 

奥様もフランス語の先生で現在は

京都芸術大学の教授ををなさっています。

私はフランス語のグラマーを教わりました。

ただ成績が芳しくなく

「一人だけ落とすのは忍びなかったから

　あなたも一緒におとしたわ」

私の成績はクラスでピリから2番目だった

そんなわけで

2年続けてフランス語グラマーを教わったのでした。

 

約30年ぶりの再会。

最初は私のことがお分かりにならなかったようですが

しゃべっているうちに

学生時代はやんちゃだったのに

随分落ち着いたわね～

って言われました

 

明日は、お料理の紹介です。

今日はベジフルと全く関係ない話題でした。

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