昨日、「ら抜き言葉」について記事を書きました。
今回紹介する本は、敬語について書かれた本です。
大阪にいた時、敬語はほとんど
~はる でオッケーだったんです。
どうなさいますか → どうしはりますか
先生がおっしゃった → 先生が言いはった
「+はる」でだいたいの敬語はカバーできたのですが
富山に来てから、「+はる」の敬語のルールが通用しない。
車で来はったんですか?
なんて言ったら、怪訝な顔されました。
あ~旅の人ながやね (県外出身者なんだね)
旅の人 旅人ではないわい
県外出身者のことを「旅の人」というんです、富山では。
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標準語の敬語・謙譲語・丁寧語をきちんと知っておくべきと
思い知らされた私が8年前に買った本がこれ↓
みなさんこれが敬語ですよ―図でよくわかる敬語のしくみ | |
萩野 貞樹 | |
リヨン社 |
図解されているので、とてもわかりやすい
著者は、「ら抜き言葉」については、厳しいスタンスです。
単なるハウツー本とは違い、
文法的にみてどうなのか掘り下げています。
上一段、下一段、カ行変格は可能を表す時は「られる」です。
〇〇活用は 「ない」をつけてみるとわかります。
例
見る
みない mi + nai 「ない」の前が【i】 なので上一段活用
食べる
たべない e+nai 「ない」のまえが【e】なので下一段活用
なんか中学の時やったような気がする~って
勉強したはずです。
忘れていたからもう一度本を読んで勉強しました。
残念ながら、この本は絶版になったようです。
古本であるかもしれません。
「ら抜き言葉」に寛容なスタンスの本も紹介しておきます。
こちらも絶版になっているようです。図書館にあるはずです。
読み比べると面白いと思います。
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気心が知れたらフレンドリーですからね。
「車で来はったんですか?」って、
丁寧に言うてるんや!!
分からんでもええから空気読めや!!
何が「旅の人」やねん!!心が狭いわ!!
外国の人が乏しい日本語で意図を伝える時、
空気読んで分かってあげるやろ?
相手がよそ者やと分かってるんやったら、
そうせぇよ!!それが心遣いとちゃうん!!
分からなんだら相手に質問したらええんや!!
こっちも標準語に言い換えるがな!!
お国言葉は宝物や!!大事にしまひょ!!
それに、たとえ相手がよそ者であっても、
それをわざわざ口に出すな!!無礼者!!
「おもてなしの心」って皆無やな!!
慣れない土地で頑張っているんやから、
少しは応援したれや!!
よそ者お断りやったら、さっさと独立せぇ!!
富山なんて江戸時代は外様やったんや!!
福井は譜代やぞ!!
(大阪市内は幕府直轄地です)
すんません
お互いの文化を尊重してこそ、
真の友好が築けると思います。
いくらよそ者だからと言って、
「旅の人」と吐き捨てる事には
賛同致しかねます。
自分が同じ事を言われたら、
それこそ悔しいと思いますし悲しいでしょう。
それなら言わない事です。
あまり怒らないでくださいね。
最初「旅の人」と言われた時は
びっくりしましたが、
どうやらこちらでは普通に使うようで
何の悪意もありませんでしたよ。
方言で言われた時、
その言葉のネイティブスピーカーで
ない人は受け取り方が微妙に違いますね。
富山に来た時、私は富山弁がきつく感じましたし
義母は私の大阪弁がきつく感じたようです。
同じ日本に住んでいても
表現の仕方が違うことで
へんな誤解を招いてしまうことが
あります。
ツル・・・いやいや、Andyと申します。
N●Kで、月曜夜に人気の紀行番組がありますね。
この番組の主役は言うまでもなく、あの方。
普通に関西弁で
人々に接しておられます。
「●●してはる」っていう言葉も
結構使ってます。
最初は声をかけられた人は抵抗がありますが、
次第に打ち解けていく様子は、いつも見ていて
感心させられます。
果たして言葉(言語)の問題ではないのか?
なんてことも考えたりしています。
さっき、「家族に乾杯」を見ていました。
鶴瓶さんの人柄ですよね。
私も、あんなふうに人と
打ち解けていけたらいいなと
いつも思って見ています。
今でこそ関西弁は第二の標準語のように
ポピュラーになっていますが
OL時代に東京へ研修に行った時
東京のスタッフに大阪弁で話しかけたら
「うわ~漫才聞いているみたい」
と言われました。
馬鹿にしているとかではなく
新鮮だったようです。
私らしい話し方はやっぱり大阪弁なので
最近は普通に大阪弁で喋っています。
人に心を開くと、大阪弁全開になっています。
若いお店の人たちからは
「大阪弁って憧れるんですよ」
と言われることも結構ありますよ。
「〇〇はる」も使っています
台詞がお国言葉になっているのには、
大変好感が持てます。
(実際はそうだったらしいです)
以前に作られた時代劇では、
お国言葉は抑え気味だったと思います。
それが悪いとは言いませんが、
やっぱり土佐の言葉は格好良いです!!
横山エンタツ先生と花菱アチャコ先生は、
映画の中でも大阪弁を通されていました。
笠置シヅ子さんもそうだったと思います。
先日、坂東好太郎さんが主演された
『西遊記』(1952年)を見ましたが、
猪八戒役のアチャコ先生は大阪弁でした。
(この映画のテレビ放送は極めて珍しい)
東映や大映は京都にも撮影所があったので、
京都や大阪を舞台にした映画も作っています。
溝口健二監督の『浪華悲歌』(1936年)や
田宮二郎さん主演の『犬』シリーズなどは、
台詞が大阪弁になっています。
大阪弁の一般化は、
今に始まった事ではないと、
つくづく思いました。
(京ことばもそうですが)
昔から大阪弁を使った映画やドラマが
あるんですね。
関西人でない俳優さんが使う大阪弁は
どこか不自然ですが・・・
でも、大竹しのぶさんの関西弁は
自然です。
絶対音感があるからかな~
やっぱり天才ですね。