最近、バーレッスンではFrappe[フラッペ](Battement Frappe:バットマン・フラッペ。Battement:英語のbeatに相当。BattementもFrappeも打つ、叩くの意。英訳ではstruck beating, struck beatの記載があります。)を、ジャンプではEntrechat Quatre[アントルシャ・カトル](Entrechat:跳ぶ、はねるの意。英語のleapに相当。に、足を交換する回数のQuatre:4回)を取り入れる様にしています。
細かい足さばきをするためには、しっかりとした軸が必要 上半身への意識をより感じて頂きたいのです。
フラッペは、軸足のくるぶしに、もう片方のfoot[足]のかかとをフレックスの状態で付け、床をたたくようにしながらお膝を伸ばし、フレックスの状態でかかとをくるぶしに戻す、という動きを繰り返します。
最初は、フレックスにしたりつま先を伸ばしたり、チョット忙しく、
「自分のカラダなのに…。」
と、なかなか自由にfoot[足]が動いてくれないもどかしさがありますが、慣れてくれば大丈夫です。
アントルシャ・カトルは、5番ポジションから両脚で踏み込んで真上に跳びながら、foot[足]を空中で、1番→5番→1番→5番で交換して元の5番ポジションに戻る動きです。
皆様、冷静にバーでやると出来るのですが、音に合わせてセンターで、となると一気に空気がピリッと変わります。
そして
手が~!!
アントルシャ・カトルを跳ぶのよ
という、強い思いが手に現れ、跳びながら手も、アントルシャ・カトルをしています。
そして、その姿をご自分で鏡で確認し、一気に緊張が溶け、笑顔になってくれます。
良かった。
あんまり緊張し過ぎずに、changement[シャンジュマン](英語のchangeに相当。)を跳ぶ位の気持ちで、ラク~に真っすぐ上に跳べば、きっと出来る様になると思います。縄跳びを飛ぶ様な楽しい気持ちでやってみて下さいね。
細かいfeet[足]の動きをすると、下半身やlegs[脚]の方ばかりに意識が集中してしまいがちですが、上体をしっかりとキープ出来ると、下半身も自由に動きやすくなっていきます。フラッペ&アントルシャ・カトルで、上体をより意識しながら、強い軸を作りましょうね。
Svetlana Zakharova - Stretching & Warm-up in Italy - Class ACT presents
Svetlana Zakharova[スヴェトラーナ・ザハロワ]さんのStretching & Warm-upなんです。とてもとても素晴らしくて、指や足先の末端までのしなやかさを是非ご覧下さいませ。
回数を重ねていけば、出来る様になりますので、ご一緒に楽しく、たくさん練習しましょう。
手の様に自由にfeet[足]も動ける様に。
上体をいつも意識できるとイイですね。
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Special thanks | ballerina headline photo: Espetáculo Gala Bolshoi © Cidade do Saber Camaçari