JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

早池峰探査

2014-08-01 09:35:56 | 北上島地球史
初めての石の出処を探る。
御山川林道入り口に、許可無く入ってはならないとの掲示がある。
この先に登山道があるのに、良く分からない。

動物愛護と管理に関する条例を考えると、
人に噛みつきそうな犬に育てれば、リードを付けていても条例違反になりはしないか、
と考えたりする。ウチの老人介護犬は噛みつく心配は無いのだが、
ご先祖がソリ引きだったのか、引く力が半端ではない。
ここを歩く人はいない。ということでノンリード。
置いて帰れば、放し飼い。

林道の所々に、黒い石、砕石ではないと思う。

岩脈ではないか。

入り口付近では、マグマに接し溶岩に、その上には熱変性し溶岩風になったものが見られたが、
ここのは間違いなく泥質石灰岩であろう。

すべて同じ石灰岩と思う。

登山口脇の沢。

松草と同じ泥質縞状石灰岩が見られる。

登山道に入って間もなく、

蛇紋岩か(溶解した鉄鋼層)、礫、

溶岩流。(ではなく堆積層)


蛇紋岩ではないようです。流動性が高く磁鉄鉱を含んでいます。

南北衝突の前、石灰が堆積する海に、兜明神岳付近から流れ出した
流動性の高い溶岩が広く盛岡東端まで被ったと推理。

紫蘇輝石か、スチュワータイトのようにも見える。

中津川の紫蘇輝石はこの時のものかもしれない。

粒状、ファーブルで見ると明らかに違います。

こっちが蛇紋岩。オーディ火口からの溶岩と推理。
登山口付近の水場。

おいしい水です。風化した蛇紋岩が水に洗われています。
ワンコもおいしいのか、たっぷり飲んでいました。

トーヌッフ・カルデラの大出付近は噴火カルデラで、噴火しないで残った溶岩に被われている。
早池峰の下には、南北北上島の衝突による不連続面があったと考えられ、
噴火カルデラの壁が倒れ薬師岳になったとする説が生まれそうだ。

となると、どうしても薬師岳に行く必要が。
南部北上島の基盤岩が見られるか、はたして。

川の下から登山口まで、100メートルの堆積層。
堆積層の上、標高650メートルから溶岩だとすれば、倒れた壁も溶岩になりそう。
隆起していれば南部基盤岩が上になることもありえるか。

噴火前に貯まっていた溶岩が花崗岩となり、噴火によって火口壁に、そして倒れた。
これも無理。カルデラの中の山はすべて花崗岩だ。

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