JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

早池峰の謎

2014-08-05 00:07:55 | 北上島地球史

おや、岩手山山頂か、と見間違いそうですが早池峰山頂です。
答えは割と単純でした。早池峰山は外輪山です。


オレンジ丸が外輪山。
青丸上とその内側の山は吹き飛ばされないで残ったカリウム質花崗岩の山。
赤丸が噴火の中心で、噴火カルデラ。

(2021年3月、熱の痕跡が瞬間的で火山は疑問でした。大和堆惑星衝突で気化マグマが吹き出したところ。)

カリウム質岩盤の大陸南部北上島に、泥質縞状石灰岩の北部北上島が乗り上げ、
早池峰山南側に大陸衝突による不連続な面があった。
(2017-01-13 「ヒマラヤを望む」で修正。)
(2018 4 29 バールバラ分裂後の北部北上島と中部島はシベリア大陸とアノーサイトとタービタイトからなるカナダ陸塊に挟まれ、アークティカ大陸が形成される。アークティカ分裂のときにカリウム質マグマが上昇しオーディ噴火。シベリアとカナダ陸塊は三陸ラインで分裂。
緑鉄鋼層は22億年前の全休凍結後の堆積とされる。アークティカ大陸は25億年前。
北部北上島と中部島はシベリア大陸の海岸部に張り付いて移動。緑鉄鉱層はヌーナ大陸成立に向かっている時に堆積。


2016-09-22 「大陸衝突点」

2014-08-05「証拠物件」に泥質縞状石灰岩の写真あり、
御山川には岩盤が、薬師川には砕けた岩がある。
海底火山からの緑色岩はゴンドワナ時代で、最も上の岩盤。

噴火は地殻を吹き飛ばし、堆積性花崗岩の薬師岳を残し、
泥質縞状石灰岩が硬かったために早池峰山は直線的な外輪となった。

早池峰北斜面には北に向かって流れたように見える緑色の溶岩流があるが、
これは蛇紋岩ではなく、北側から流れ下った緑色岩であろう。
川による侵食が傾斜を逆にしたと考えられる。

(修正、大出火口からの溶岩流。2017-08-03「コロンビア大陸分裂」)

早池峰周辺、薬師川に見られる蛇紋岩は川の流れで丸くなっている。
蛇紋岩は、早池峰の北西方向、氷底噴火からの物で、
薬師川を流れた洪水によって運ばれたと推理する。
2014-10-27「氷底噴火」

カブト明神山から早池峰山にかけて、イッサゴー噴火か、黒い塩基性岩の貫入が見られる。
笠森山では衝突時の物か、圧力変成岩があり、
中津川に落ちている金を含む赤い石はこの辺から流れ着いたものであろう。

今日は、自然が残っていると思われるタイマグラから探ることにした。
帰りは鈴久名へ抜ける林道。タイトルはその峠から。

トンネルの向こうに青空が見える。トンネルと言うよりモニュメント。

野生動物保護のための橋かもしれない。

進入禁止、

入って見てけよ。鍵まで付いて、妙に厳重。

管理用山道、通っても良いけど、林には入るなということかな。

トンネル脇がら早池峰山頂まで凡そ9Km、一度歩いてみたい。

早池峰の花崗岩は脆い。堆積岩かもしれない。
2014年11月2日「巡見で景勝」
花崗岩の写真は3日「橋野高炉」


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