JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

好天の巡見

2013-11-03 01:13:13 | 北上島地球史
岩手鉱物研究会の巡見は3回目、私は2回目。
場所は上宮守、トーヌッフカルデラのほぼ中央。

遠野は砂山、ここも砂山だ。そんな中に大きなカリウム質花崗岩が埋もれている。
クールマを降りると、足元には超塩基性リソスフェア。
近くに転がっていた岩を割って敷石にしたのだろう。
普段は喜んで拾う石も、おやおや勘弁してくれよと言いたくなる。

石英にしては硬いぞ。三角の光る点が入っている。

透明なところは針を易々と削る。硬度は7以上はある。
液体ダイヤモンドマグマがロディニア超大陸のカリウム質岩盤を溶かしたようだ。

そのややピンクがかったマグマが緑色岩を溶かしたのか。


こちらは、ダイヤモンドマグマに破砕されたエクロジャイト。

白い部分は破砕したダイヤモンドマグマ。

エクロジャイトに含まれているのはジルコンだろうか、

透明な石の中に見える微小粒は35億年前のダイヤモンドかもしれない。

うちのダイヤモンド犬は、しきりに、こっちへ来いと誘導する。
ついていくと、白っぽい石があった。割ると、キューボイドではないか。18グラム。
タダの石ころの様に見えるが、ファーブルで見ると、

微小な炭素結晶の塊だ。2ミリ削れば、何が出るか。

溶けた橄欖岩の中でダイヤモンドが渦巻き成長する。
ダイヤモンド噴火はゴンドワナ期ではなくロディニア期、決定的結論。

マグマはリソスフェア-アセノスフェア間に溜まるそうです。
http://news.mynavi.jp/news/2013/10/29/046/

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