JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

化石なんの

2013-11-01 23:33:54 | 北上島地球史
中津川では、そこいら中にある白と黒の石です。

この石が気になったので、我が研究室の保管庫から一個拾って来ました。

割ると何と、カーボナードではありませんか。

カーボナードがカリウム質岩石を溶かしたのでしょうか。

ヤブー火口から最初に噴き出した溶岩と考えます。
マグマは上昇しながら岩石を溶かしていきますから、
上昇するにしたがい組成が変わります。
噴火時期を知るには最初に噴き出した深いところのマグマが肝心。

核に達した炭酸カルシュウムが熱でカルビンとなり黒のマグマが生まれ、
発生したガスが浮力となってマグマは上昇する。
成長した粒の大きな透明微小結晶炭素が混ざると白黒になる。

この石の凹みに、原始のウニだろうか。

ヤブーカルデラはいつ頃まで海だったのだろう。

宇宙が何時から始まったかを論じているらしいが、
恐らく宇宙の紀元を定めたいのだろう。
そのうち、宇宙紀元前5億亰年に神様が誕生し、
神様の号令でビックバンが起きたとか、
とか言う話が聞かれるようになるかもしれない。

太古のウニがこんな風に残っていると、時間って何だろうと思う。

おっと、光年は距離の単位でした。

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