JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

判定焼き

2014-03-19 22:10:22 | 北上島地球史
黄鉄鉱と金を見分けるには、燃やしてみるのが一番簡単とか。

こちらは白い石灰岩のように見えますが、焼くと、

右下に、間違いなく金の結晶です。
赤いのは焼けて酸化した銅で、その上に見える粒は表面を被っていた金、
溶けて金粒になった。
融点の高い銅の方が先に結晶化すると考えられますので、金メッキだったのでしょう。
融点は銅が1086度、金が1064度、ほぼ同じ条件下で結晶化する。
銅山で金が採れるというのは、こういう理由か。

≪マントルの上部で温度が1000度を越え≫
マグマ溜りは深さ10Kmとありますから、ホットプルーム噴火に巻き込まれて飛び出したと考えられる。
シンズークは洪水型、爆発型のヤブーから飛び出したか。
超塩基性火山弾だ。

http://www.ehime-u.ac.jp/~grc/titei-1-2.html
≪深さ100~150kmくらいに達すると、ところどころでマントル中にマグマの発生がみられます。この付近の深さに至るとマントルの温度は1000度Cくらいの高温になっており、≫
≪ところで深さ150kmくらいに達すると、高い圧力と温度のために炭(グラファイト )はその結晶構造、即ち原子の配列を変化させ(相転移)、よりち密で硬いダイヤモドに変わります。≫

ということは、この石にはダイヤモンドが入っている可能性がある。
粉砕すべきか、保存すべきか、どうしましょ。
夢に見た透明のダイヤ、チラッとでも見えてくれ。

いよいよ白金の番です。


焼きました。

赤く変わったのは酸化銅Cu2Oで、黒は恐らく鉄です。となると、
白金の表面が青みがかって見えるのは鉄によると考えて良いでしょう。
変色しているのは表面だけで、光の角度を変えれば中の金属が焼けていないのが分かります。
銅よりも、鉄よりも融点の高い金属の結晶、となれば白金ということになります。
結晶の形状からも白金は間違いないでしょう。
融点は1768度、核マントル境界付近から飛び出してきたスーパープルーム、
ヤブー火口からでしょうか。

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