JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

氷河と火山

2014-09-21 10:21:15 | 北上島地球史
岩洞湖を囲む地形をカルデラと推理していますが、ちょっと疑問を感じています。
赤丸には火山の痕跡がありますが、その外周には火山と思える物がありません。
むしろ、転がっている大きな岩や地形からは氷河の方がありそうです。

一つの事件ではないとすれば、
北側の崖はヤーチカルデラ、その後、蛇紋岩を噴出した噴火が赤丸で起き、
その上を氷河が流れて火山を削り、
外山ダムの南の氷低噴火でヤーチカルデラの南側が埋まった。

あるいは、北側の崖はヌーナ大陸分裂の時の亀裂、ということも。
2013-10-07「大わらわ」に
丹藤渓流はヌーマックナイカルデラの一部とする説がありました。

県南を見ると、縦に引っ掻いたような地形があります。


どの辺から、始まっているのか?

盛岡の南に最初のエスカーがあります。

赤丸はヤーチカルデラで、オレンジ丸が中央火口丘と推理しています。
氷河堆積物を見れば火山のことが分かりそうです。

丹藤渓流の写真を確認したところ、岩盤の溶岩を除き、すべて二層対流の頃の岩でした。
ヤーチカルデラの一部で崩落による亀裂、大きな石は氷河によって運ばれたとすれば、。
亀裂噴火説は疑問大。

氷河期の後になりますが5.1億年前の噴火の記事があります。
ヤーチでは南極玄武岩と思われる石、カーボナード、玄武岩が見られます。
カルカリンジが玄武岩ですから、6.1億年前頃、どうでしょう。

西オーストラリアのカルカリンジ巨大火成岩区の図がある。
http://tec-soku.net/blog-entry-603.html
≪カルカリンデジ地域における5億1000万年前の玄武岩
カンブリア紀末に発生した大量絶滅の原因である可能性があるという。
洪水玄武岩の面積は200万平方キロで、
2億5000万年前のシベリア・トラップとほぼ同じ規模なそうだ。≫

過去記事
http://blog.goo.ne.jp/xbolt/e/d7622fa457b2287561ce0e1de67b7f76

記事の紹介、オーストラリアに落ちた隕石の話。
プレートテクトニクスの原動力は32.6億年前の小惑星の衝突が原因か?
http://scienceminestrone.blog.fc2.com/blog-entry-49.html

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 変だぞ | トップ | 氷河山の危険なリンゴ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

北上島地球史」カテゴリの最新記事