JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

続・緑

2013-02-08 09:33:12 | ファーブルフォト
緑色のカーボナタイト風の石に結晶があった。
タイトルは、その右上白の左下角。


でかい石の平らな部分を鉄のヤスリで削ろうとしたが、

削れるのはヤスリだけ。ヤスリの硬さは6から8.5なそうで、
最も硬いやつを見つけておく必要がありそうだ。

モース硬度、擦り付けて調べる方法だったか、もしかして圧力。
ヤスリの角で強く圧力を加えた。

割れて粉々の破片になった。
こんなに脆かったかと、ヤスリで削れなかった部分に思いっきり圧力。
こちらはビクともしない。アモルファスは強い。
モース硬度は擦り付けて、どちらが傷つくか。
石の性質を知るには圧力も重要と思うが、こちらは簡単ではない。

も一つ。結晶か、アモルファスか、うー。

寄ると、

更に。

丸い微小な粒の集まりだ。

中央は無色透明。この石の表面は結晶化している。

割れて一個の石になったのではない。

モアッサン石か。
≪組成は炭化ケイ素であり、化学式はSiCで表される。
結晶系は六方晶系であり、色は黒色から緑色。
比重は3.21。
純粋な炭化ケイ素は無色透明と言われており、
モアッサン石は地球上で産出するのは稀で、殆どは隕石中に産出する。
モース硬度は9.5≫

北上高地は稀な所、間違いない。

ダイヤモンドの真贋を見る「窓ガラス検査」と呼ばれる判別法があったそうで、
窓ガラスをこすって傷の有無を見る。
ガラスの硬度はふつう6あたりでかなり低いが
ダイヤモンドはへき開面を有しており、これらの面に沿って力を加えると簡単に割れてしまう。

ということは、割れた部分はダイヤモンドだということだ。
乱暴だねー。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 緑カーボナタイト | トップ | 球粒超高圧変成岩 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ファーブルフォト」カテゴリの最新記事