ひねって・焼いて・陶

陶芸の様々な技法、釉薬、お会いした陶芸家の方々の話等々、私が陶芸で学んだこと、発見したことなどを綴ります。

ティーカップの釉掛け

2020年12月31日 | 制作現場

このティーカップは本体とハンドルで釉薬を掛け分けています。本体を浸し掛けした後にハンドルの釉薬をかき落とし、釉薬用撥水剤を本体に塗ります。その目安としてテンプレートを作りました。釉薬を入れる器にはティーカップを載せるバーが2本渡してあり、液面を常に一定に保っておけば釉が浸る範囲は同じになります。バーには1.5mm厚のラバースポンジを貼ってあり本体の釉薬を保護します。