このティーカップは本体とハンドルで釉薬を掛け分けています。本体を浸し掛けした後にハンドルの釉薬をかき落とし、釉薬用撥水剤を本体に塗ります。その目安としてテンプレートを作りました。釉薬を入れる器にはティーカップを載せるバーが2本渡してあり、液面を常に一定に保っておけば釉が浸る範囲は同じになります。バーには1.5mm厚のラバースポンジを貼ってあり本体の釉薬を保護します。
このティーカップは本体とハンドルで釉薬を掛け分けています。本体を浸し掛けした後にハンドルの釉薬をかき落とし、釉薬用撥水剤を本体に塗ります。その目安としてテンプレートを作りました。釉薬を入れる器にはティーカップを載せるバーが2本渡してあり、液面を常に一定に保っておけば釉が浸る範囲は同じになります。バーには1.5mm厚のラバースポンジを貼ってあり本体の釉薬を保護します。
元々は轆轤で成形してから面取り加工をしていたティーカップを同じデザインで型成形する事にしました。矢張り作業時間がずっと短くて済むのと、面の仕上がりがキッチリした印象になります。根気、根気の面取り作業から解放されたのが嬉しい。