ひねって・焼いて・陶

陶芸の様々な技法、釉薬、お会いした陶芸家の方々の話等々、私が陶芸で学んだこと、発見したことなどを綴ります。

第4回「ひねって・焼いて・陶 展」を終えて

2020年01月27日 | お知らせ

ノリタケの森ギャラリーでの二人展が終わりました。会場にお越し下さった方々、ネットで良いねやリンクをして下さった方々、その他様々なかたちで応援下さった方々に感謝します。

6日間の岡崎、名古屋の車通勤はそれなりに大変でしたが、工房での引き篭もり生活から来場者とのコミニケーション生活への変化は心地良かったです。展示会では自分の作品を全くと言っていいほど新しい目で見ることが出来、またご来場の方々の反応を感じる事で、また次の創作意欲が湧いて来ました。

本多淳子の花器「角」と生花。蝋梅の香りを楽しみました。

「面取り花器」本多 潔

花器「渦」本多淳子

「掛け花器 茶マット」本多淳子

「お雛様セット」本多淳子

「ティーポット」 本多 潔

面取り「花器(小)」本多 潔

デザインの先輩伊藤さんと。伊藤さんは焼き物にも造詣が深いので話の中で分かりあえるポイントがとても多い。

前の仕事で色々お世話になった新巧模型の上田さんと奥様。先代の航空機模型はまだしっかりと保存してあるとのこと。

 

 

 

 


「ひねって・焼いて・陶 展」を終えて

2019年01月14日 | お知らせ

昨年末に開催した2人展を無事終えることができました。年末の忙しくて寒い時期にお越し頂いた方々にお礼申し上げます。会期中、知人、友人を含めて多くの方々とお会いし楽しく話をすることが出来て、展示会を開催するまでの様々な苦労が報われました。

ノリタケでの展示会は3回目。以前よりはスムーズに準備が出来るかと思っていたのですが、制作中にトラブルが次々と起こり最後の1週間は夜なべの連続でした。ちっとも進歩していないなあと感じる反面、陶芸は失敗して学習するの繰り返しであり、何かしらは身に付いたのだろうと思います。今は、展示会を終えて数週間、工房の片付けなどで何も作らずにリラックスした時間を過ごしていますが、頭の中では次の計画が色々と浮かんできています。

うちの窯に入るギリギリの高さ(約50cm)の花器。いきなりこのサイズのタタラは成形出来ないので2枚を繋いで作った。スラブローラーがあれば簡単に出来るのだけど置く場所もないし、もったいないし・・・。口縁部分が特徴的なのだが花を活けてみるとそこはみごとに隠れてしまい残念。

 

 新しい透かし彫りパターンの陶ランプ。今までのデザインの中で一番良い感じの影が出た。

 

デザインをまとめるのに何個試作を作ったことか。釉薬の調整にもずいぶん手間取り、ようやく出来上がったので達成感はひとしお。

 

 この釉薬は流し掛けによる色合いの変化が特徴。土から溶けて噴き出した長石粒がキラキラしているところも気に入っているのだが、そこは出来上がってから気が付いた。思わぬ収穫。

 

時計のデザインをあれこれ考えているうちに、何年も前にチャレンジしたワイヤーによる透かし彫りを応用することを思いついた。

 

ここからは、かみさんの作品。「クリスマスフレンズ」。手が込んでいて作るのは大変だったが、とても人気があった。

 

猿から始まった干支シリーズ。この黄瀬戸と土(並信楽)の組み合わせがドンピシャで良い風合い。

 

 単純な形の上に流し掛けで付けた釉の変化が評判だった。


ひねって・焼いて・陶 展 本多 潔・本多 淳子」開催します。

2018年12月06日 | お知らせ
ノリタケの森ギャラリーで3回目の二人展を行います。
クリスマスやお正月の飾り物、ランプ、時計、花入れ、食器などを出品します。
名古屋に遊びがてら、是非お越し下さい。

「ひねって・焼いて・陶 展 本多 潔・本多 淳子」
・12月18日(火)~25日(火)
 10:00~18:00(最終日は16:00まで)
・ノリタケの森ギャラリー第2展示室
 名古屋市西区則武新町3-1-36
 https://www.noritake.co.jp/mori/info/access/
 
 JR・名鉄・近鉄「名古屋駅」徒歩15分
 地下鉄東山線「亀山駅」徒歩5分
 ノリタケの森駐車場:30分100円(上限1,000円)


「ひねって・焼いて・陶 展 」始まりました。

2017年03月07日 | お知らせ
二人展の初日。外はみぞれだが中はホカホカ。連日の夜なべで頭がボーッとしている。今回、焼成に失敗してボツにした作品もいくつかあったが、何とか展示をまとめることができて一安心。天気が悪い中足を運んでくれた方々に感謝したい。
そして、これを書いてる間にテーブルランプがお買い上げとなり、今、報われた感に浸っている。