ひねって・焼いて・陶

陶芸の様々な技法、釉薬、お会いした陶芸家の方々の話等々、私が陶芸で学んだこと、発見したことなどを綴ります。

「花よ!器よ!」展

2013年03月19日 | 展示会
クラフトデザイナー中部が主催した「花よ!器よ!」展は大変盛況でした。今回の私の作品は、素焼きした後に、酸化鉄、酸化チタン、鬼板などの釉薬原料を直に吹き付けて焼き締めるという方法で、マットでざらついた表面にチャレンジしました。土の成形は、スタイロフォームで作った上下2つの型でタタラ板を成型し、それをモナカの様に貼り合わせるというちょっと危なっかしいやり方。中心は筒状で、そこが水の入るところで、その外側は空洞。本焼きでは案の定ややヘタってしまったが無事焼き上がり、翌日の搬入に間に合わせることが出来た。正に胸を撫で下ろすという心境。植物を育む土の塊という作品のコンセプトに、花を生けて下さった日本生花司松月堂古流の安田蓬和さんにも共感して頂けたことがなによりでした。


”花よ!器よ!”展 搬入風景

2013年03月14日 | 展示会
クラフトデザイナー中部主催の”花よ!器よ!”展が昨日から始まりました。その搬入作業では、器がセットされた後、華道家やアーチストの方々がていねいにお花を生けて行きます。特定のデザインや素材を持った器に如何にして花を生けるかは、生ける人の解釈と創造の力が発揮されるところ。花が次第に生けられて行く現場をそばで見ていて大変に感じるものがありました。数時間にわたる作業はかなりの精神的、体力的エネルギーが要るものだと思えます。

私の花器も、安田蓬和さんに素晴らしいカラーコーディネイトの蘭を生けて頂き、花と器が一体となった作品となり感激。

花と器の幅広い可能性を楽しめるこの展示会、3月17日(日)まで名古屋のナディアパークで開催されます。

「花よ!器よ!」展開催

2013年03月09日 | 展示会
器と花とのコラボレーション「花よ!器よ!」展に出品します。
器を作る人と花を生ける人とのコラボレーションです。

平成25年 3月13日(水)~17日(日)  11時~19時(最終日は17時まで)
ナディアパーク・国際デザインセンター4Fデザインギャラリー