切り株

日々、思ったこと気がついたことを形にして残した日記です。

君を忘れず

2005年10月18日 | 植物
前から気になっていた紫色の花をふたつご紹介。

写真には収めていたのですが、名前がはっきりしないので放っておきました。
で、今回近所のお花好きのおば様の意見を、全面的に信用することにしました。



菊の仲間は本当に種類が多くて、ネットで調べても同じような花が違う名前でずるずる出てきます。
おば様の意見と、ネットを参照してこれは「友禅菊」としました。
異論は素直に受け付けます。

もうひとつは、その隣に咲いているので同じ花かと思いましたがちょっと違うようです。これもおば様とネットにより「孔雀草」のようです。


「孔雀草」といえば、以前花言葉が「ひとめぼれ」ということでご紹介しました。

そのときの白い花と違うようですが、この紫(というよりピンクに近いかな)の花は、
「孔雀草」の改良種で「八重」の花のようです。
ちなみに白い「孔雀草」は、こちらです。


最初にネットで調べたとき「紫苑」という花だと思い、おば様にお聞きすると、
「あれは雑草よ、違う花」とのお答え。
内心『雑草って言っちゃいけないんだぁ』と思いましたが、
「そうですか」ととりあえず納得。

「紫苑」という花は花言葉が「君を忘れず」だったので覚えていました。
あらためて「紫苑」を調べると、なるほどおば様が『雑草』と言ったのがわかりました。
これなら前に撮った写真があります。
   

「紫苑」ってこれだったのですね。
「春紫苑 ハルジオン」の「紫苑」でした。

決して雑草とは呼びません。
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思うこと

2005年10月17日 | Weblog
我が家の次男は、高齢出産、いわゆる「マル高」で生まれた子供です。
産院で、一般に高齢出産の場合、「ダウン症」など染色体に異常がある子供が生まれる可能性が高いという説明があって、
「羊水の検査」を受けるように勧められました。

ここで当然、「異常がわかったらどうするの?」という疑問にぶつかりました。


妻の子宮は子供たちにとってあまり居心地がよくないらしく(?)、
長女、長男ともに予定日より3週間も早く「未熟児」で生まれました。
生まれてからは、とても「未熟児」で生まれたとは思えないほどすくすく育ちましたが、
その後授かった三番目の子の時は、切迫流産で1ヶ月ほど入院しましたが、
残念ながら亡くしてしまいました。
10センチほどの男の子でした。火葬にして灰も残らないまま、埋葬した辛い出来事でした。

しばらくは、お互いに子供の話は意識してしないようにしていましたが、
流産の6年後に授かったのがその次男で、そこで検査の話が病院からあったのでした。

「やっと授かった子供だから」と言うことで、結局検査は受けませんでした。
この子の時も切迫流産で入院し、6年前のことが頭をよぎりましたが、無事元気に生まれました。
やはり3週間ほど予定日より早く生まれましたが待望の子供にめぐり合えて、涙を流して感謝しました。

ところが、同じ時期に生まれた知人の子供が「ダウン症」だと言うことを聞かされたのは、
次男が生まれて1ヶ月もしない頃でした。
「なんといって慰めたらいいのか」、「どう声をかけたらいいのか」など悩んだ末、
知人宅を訪ねたところ、思いもかけない言葉が返ってきました。

「確かにこの子は病気だけれど、私たちの大事な子供よ。とってもかわいい子供なの。」
「病気は確かにかわいそうだし大変なことだけれど、それもこの子の一部だと思ってるのよ」。
まるで「この子左利きなのよ」と言っているように、笑顔で話す知人に私たちは恥ずかしく申し訳なく思いました。
残念ながらそのお子さんは亡くなってしまいましたが、その時の言葉は今でも印象に残っています。

私の周りにも、障害を持った人(大人も子供も)はたくさんいます。
お付き合いをしている人もいますが、本当に普通にお付き合いしています。
夜分に、目のご不自由なご夫婦の家にお邪魔した時、
真っ暗な家の中を走るように動き回るご夫婦の気配を感じてもまったく動けずにいる私に
「あっ、ごめんね。今電気つけるから」と言われたことを覚えています。

そのご夫婦も、「大抵のことは出来るし、手を借りなくても大丈夫。
でもどうしても出来ないことは、助けてもらわないとね」といっていました。

障害の有る無しにかかわらず、出来ないことに手を差し伸べる。
これは当たり前のことだと思います。
そんなことが当たり前になるのは、まだまだ先なのでしょうか。
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もう一度

2005年10月16日 | Weblog
苦しいとき、
悲しいとき、

寂しいとき、
心が張り裂けそうに辛いとき。

人は、誰かに助けを求めます。

その「誰か」が「愛しい人」なら、何も言わなくていい。
そばにいてくれるだけでいい。
一緒に
嵐が通り過ぎるのを待って下さい。


でも


思いもかけない人の
とっても暖い言葉は
一人でまた歩き出す大きな力になります。

自分で解決していく
「勇気」を思い出させてくれます。

もう一度
がんばってみようか。

疲れたら

「愛しい人」のところで
ちょっと休めばいいんだから。
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悩み多きは・・・

2005年10月15日 | 動物
朝起きてみて、思いも寄らない晴天にとっても得をした気分でした。
最高気温26度。10月も半ばだと言うのに、夏日の1日になりました。

この1週間は、胃が痛くなるような辛い事がたくさんあったけれど、
この晴れたお天気で,だいぶ癒された気分です。

庭を見てみると、チェリーセージの花に大きなハナアブが来ていました。

春のような陽気に勘違いしているのでしょうか?

あわてて、カメラを持ち出してファインダーを覗きます。
が、当然ハナアブもじっとしていません。

「お願いだから、ちょっと止まっていてよ。」

やっとのことで写した1枚です。




昨日出かけた公園でも、キリン草の黄色い花に小さなハナアブがたくさん集まっていました。



冬に備えての行動なのでしょうか?虫たちも忙しそう。

くよくよ悩んでいるのは、人間だけのようです。
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トトロの森に

2005年10月14日 | 植物
関東地方の晴れ間は、どうやら今日までのようで、明日は一日雨の予報です。

晴れているうちに、どんぐりを取って、いえ撮って来ました。

出かけた場所は「姥山貝塚公園」。
我が家からバイクで(駐車場がないので)10分ぐらいのところです。
「縦穴式住居跡」があるとされていますが、正直に言って広くてなぁーんにもないところです。
ただ、トトロがいそうな大きな木が何本もあります。


この公園では、茶色のどんぐり(コナラでしょうか)は、もうほとんど落ちてしまって
木についているのを探すのが大変なほどでした。


種類が違うのでしょうか、緑色の実は(葉の形で調べるとシラカシという種類のようですが)
ひとつふたつ落ちている程度で、まだしっかりと木についていました。
  


そのほかブルーベリーのような実がついている木もありましたが、ちょっと見た感じでは、どの木にどんぐりがなっているのかまったくわかりません。
花の名前以上に、この手の木は名前を調べるのがとても難しいですね。

今まであまり興味のなかった場所が、カメラを持つと素敵な場所に見えてきます。
「私の町」にも、まだまだたくさん面白そうな場所があります。
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飽きない

2005年10月13日 | 自然
10日ぶりに関東地方は晴れて、今日は本当によいお天気になりました。


夕方の5時過ぎ、西にオレンジ色の太陽がまぶしく輝いていましたので、とりあえずカメラにパチリ。



そして首をぐるっと東の方に向けると、なんと青空に白い月が浮かんでいました。



確か一週間ぐらい前が新月で、その次の日に糸のような細いきれいな三日月が出ていました。本当はそれを写真に収めたかったのですが、夕方の早い時間に昇ってすぐ沈んでしまうしずっとお天気が悪かったので、晴れるのを待っていたのでした。忘れていました。

そしてこれがよる9時ごろの月です。



美しい三日月が、いつの間にかずいぶん太ってしまいました。
次の満月がいつだったか、どこかのブログにあったような、あっ、自分のだ。
そうでした。十三夜は10月15日、満月は17日。
「十五夜を祝ったら十三夜も祝う」でした。
夕方の月と違って空が暗いのできれいに輝いています。


カメラのシャッタースピードを上げると、クレーターまではっきり見えてきます。


月は何回撮っても飽きません。
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母親の苦しみ

2005年10月12日 | Weblog
クイズではありません。
中学入試の理科の問題です。
息子に私が問題を出しています。

卵巣では(ア)が(イ)の周期で1個ずつ出される。

(ア)は?

       卵子

はい正解、(イ)は?

       1ヶ月に1回

そう、正解

これを何という?

       排卵

はい次、卵管では(ウ)が男性の(エ)でつくられた(オ)と結びついて・・・・


と、問題が続き、いよいよ大笑いの問題。

出産が近づくと、母親は腹部に軽い痛みを感じる。これを何という?


       ・・・

       ・・・

       えーっと、腹痛?

違う!何言ってんの!

       わかった、苦痛だ!


・・・・・・・・・・・・・・・・


確かに苦痛だと思いますが・・・

お母さん、ありがとう。
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今日を振り返る

2005年10月12日 | Weblog
興味のない人が聞いたら、「えー、そんな面倒なことよくやるねぇ」と言うでしょう。
去年の正月に少し始めたのですが、またひょんなきっかけで再開しました。

何を始めたかと言うと、20数年前のビデオカメラで撮ったビデオを編集して、DVDにダビングすることです。
それも昔のビデオはテープ同士がくっついてしまって、
再生すると切れてしまうので切れたところを張り合わせながら、
DVDにダビングするのです。

テーブルの上に、古いビデオカメラ、パソコン、DVDレコーダーやはさみ、接着テープなどを散らかして作業するので、
「そんなところで広げないでよ!ちゃんと片付けてよ!まったく!」と妻に怒られてしまいますが、
3時間くらいかかってようやく20分程度の映像をDVDに落として再生していると、
「あーあの時のビデオね、なつかしい」とちゃっかりとなりに座って子供の生まれたころの映像を眺めています。

映像に時々、子供ではなくお互いの姿が映ると、ちらっと「現在の姿」と比べてしまうのは仕方がないのでしょうねぇ。

「あのころは、若かった」と思いましたが、考えてみると大人になればどんな年齢でも昔を懐かしく思います。
今この時を、何年かたってから「あのころは、まだ若かったなぁ」と思うときが来るでしょう。

「素敵に年を重ねていく」ことをそろそろ真剣に考える年齢になったのかもしれません。
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知っていました

2005年10月11日 | 植物


車を走らせていたら、街路樹の根元にピンクの小さな花が咲いていました。

幹線道路で車の往来の激しいところでしたが、脇に止めて、ガードレールを乗り越えて、写真を撮っていると、通りかかったパトカーに注意されてしまいました。
2、3分のわずかな時間でしたが、「ここは駐車禁止ですので、直ちに車を移動しなさい」と怒られる始末。
私が写真を撮っている事がわかると、あきれた顔をされてしまいました。
「アブナイ変なヤツ」に見えたのでしょうか?急いで車を出しました。


 このピンクの花は、以前だったら「ああ、雑草だ」と見過ごしてしまったでしょうが、今は知っています。

 「オキザリス」。
カタバミ科の植物で、 以前に紹介した 「ムラサキカタバミ」の仲間です。
ネットで調べると、何故かこの花は「かたばみ」にはなくて「オキザリス」の項目に入っています。
もともとこの種類は多種多様あって、名前もはっきりとわからないものが多いようです。
黄色の花をつける同じようなものは「かたばみ」となっていました。

花の形も様々らしいので、この「かたばみ」科の花を探してみたくなりました。
おまわりさんに怒られないように・・・

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気が付かないこと

2005年10月10日 | Weblog
友人宅のPCで自分のブログを見ました。

彼のPCは画面の解像度が私のものと違っているために
写真の並びがずれて、文字も写真からかけ離れてしまっていました。

「あんなにきちんと並べたつもりなのに」とちょっとショックでした。

そういえば娘のホームページも
彼女曰く「えーっ!こんな風になっちゃうのか」と言うぐらい
自分のPCと見栄えが違っているようでした。

ブログは大なり小なり自分の思った事を、不特定の他人に知ってもらおうと
書くものですよね。

声に出して伝えるのとは違って、相手に自分の思いを伝えるのに
写真とかスペースや小文字、絵文字を駆使して(?)
微妙なニュアンスを何とかわかってもらおうと工夫しますよね。
でももしかしたら、自分の思っているものとまったく違った形で
相手に伝わっているかも知れないと気づきました。

まるであの時と同じだなぁと思いました。

何気なしに言った言葉が、相手の誤解を招いたり、
大きく傷つけてしまったりしてそれに気づかずにいる。
それがきっかけでその人は私から離れていってしまいました。
しかもその事に気づいたのはずっと後になって、
人から言われて初めて知りました。

辛くいやな思い出です。

友人のPCがあの時の「その人」に見えました。
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