のり巻き のりのり

飾り巻き寿司や料理、己書、読書など日々のあれこれを書いています



たくさんの食器が

2017年11月13日 | つれづれ日記
キッチンの物入れで探し物をしていたら、思いがけない物が出てきました。
下の方に段ボールがあり、中を見たらたくさんの食器がしまってありました。

亡き義母が一つ一つきちんと整理して新聞紙に包み、紐で縛ったものです。



茶碗、お椀、茶碗蒸用、和皿、その他、客用食器なのでどれもきれいです。
お椀も新品ばかり20組も。

包んであった新聞紙は昭和60年1月でした。



古いデザインのものもありましたが、ほとんど和食器なので使える物ばかりでした。
でも、ふだんは二人の家庭にはあまりにも多すぎます。

仕方がないので、使える量を考えて処分することにしました。
昔は人寄りが多かったこと、外で食べることがなかったこと、どこの家でも客用の食器がたくさんあったんですね。

義母が亡くなり、義父が亡くなり、その後もリフォームをしたり、かなり処分したつもりだったのに、ぜんぜん気がつかない箱が出てきてびっくりしました。
どうして気づかなかったんだろう、気づいていればもっと早くから使ってあげていたのに。

お義母さんごめんなさい、こんなにきちんと整理してあったのに使わなくて。
今からでも使えるものは、使いますね。

30年も前の新聞は、文字が小さい! これが普通だったんです。
時代の移り変わりを思いながら片付けをしました。

物入れを探っていたのは、違う物が目的だったのに、当初の目的は二の次になってしまいました。