SNS上でもちらほらテストされている情報をお見かけするようになりましたが、
ここまでに分かった取り付けに関する情報をまとめておきますね。
なお自分が試したORCAとサーパス製品に限りますのでご注意を。
まず嬉しい仕様としてはシャフト径ですね。
540系と同サイズ(3.17mm)になっているので、540用ピニオンギヤがそのまま使えます。
続いてはモーターマウントへの取り付けについて。
簡単な方から言うと、本来540BLで下2点止め設計マウントなら380BLも付く可能性が高いです。
青線部分の間隔がほぼ同じだからです。
ただマウントの左右のネジ穴がセパレートになっていてつながっていないと、
ギヤ比の選択肢が限られる場合があります。
また取り付けネジ穴は3mm仕様となっているので、これも汎用性があっていいのですが、
540>380変換アダプターを使おうとすると、
取り付け穴が2.6mm用の場合があるので注意が必要です。
そして380BLの取り付けネジ穴間隔は、
16mmピッチ×2組(黄線)
19mmピッチ×1組(赤線)
が設けられています。
こちらの過去記事もご参照ください。
16mmピッチが380ブラシモーターと同じ間隔ですね。
ちなみに19mmピッチってどんなのかな?
と思いKスタジアムの店長コレクションから探したところ、
この懐かしいモーターがそうでした。
200番台がその規格なのかな?
スタンダードな上下2点止めマウントの場合、自作補助プレートで取り付けることが出来ました。
詳しくは過去記事をご参照ください。
補助プレートの製品化案もあります。
こういう独自性の強いマウントだとそのままでは付きませんね。
左画像はトゥエルブのA12に380BLを付けてみたところです。
もう一方のネジ穴が届かず、もし届いたとしてもスライド量が確保できませんね。
右側はヨコモBD12で付いてるのは540BLですが、
こういう角度だとそもそもネジ穴の間隔が違うのでこちらも無理そうですね。
そのままでは取り付けできない場合、変換アダプターを使う方法もありますが、
ここでも注意が必要です。
現行モーターの中において380BLはシャフト長が短い部類になるので、
アダプターを挟むと車種によってはピニオンがスパーに届かず満足に噛み合わない場合があります。
こちらの過去記事もご参照ください。
また前述のとおり、変換アダプターによってはブラシ380用設計なのでネジ穴が
2.6mmとなっておりそのままでは付かない場合があるのでご注意を。
こちらの過去記事もご参照ください。
ってなことで、対応製品が待たれますなぁ~。