マルよトレイル

俺の前に道は無い 通った跡にペンペン草

【F1】車軸を目一杯下げてみる【リヤトラクションアップ作戦】

2021年02月02日 | 2021 F1セッティング


理由は説明できないんですが、リヤの車軸を下げるほどにトラクションが上がるんです。
腰高になってヤバそうなんですが、これがなぜかグイッと走るようになるんです。

タミヤ、TRG、ヒロファクトリーなどのオーナーさんにもテストしてもらったんですが
やはりよく走るようになるんです。

テストコースはいつものKスタジアムでございます。


Sweep F1RV5S-28RPG
F1 リア用 スリックタイヤV5 28Rコンパウンド 接着済(2個入)カーペット用
を装着したときのデータです。
タイヤ径は約63mm。
ロアブレスの地上高が7mmや8mmになるまでやってもらったんですが
調子が良いのでそのままの人もいるはずです。

さて本題ですが、オイラが使用しているアソシRC10F6は、
ロアブレス高が6mmまでしか上げられないんです。
トップの画像を見ていただければ分かる通り、ハイアダプターの可動域がめちゃ狭い!


つーことでOGT designに泣きついてギリまで車軸を下げられるパーツを
3Dプリンタで作ってもらいました。
リング状の純正パーツ(右)はまだ肉厚が1mmほど残っています。

ベアリングがモーターマウントにくっつく形状(左)にしてしまうことで
ロアブレスの高さ7mmが実現できました。
(トップの画像はこれをはめ込んだところです)


すでに皆さんにテストしていただいたとおり、
アソシも例外なく戦闘力が上がってホクホクなのでございます。

ちなみにこの自作パーツ、弱点もありますのでご報告を。
当たり前ですが枠にピッタリはまらないと僅かですが回転してしまうので
バックラッシュが狂います。(スパーすんべらぼうの悲劇へ)

逆にきつすぎるとベアリングを圧迫して回転が渋くなります。
削ってははめての現物合わせがちょ~大変でした^^;

また純正のようにホイールベースが変えられるオフセットも断念、
アダプターの切れ目が大きいほどはめ込みが定まりにくくなるので
ベアリング位置はセンターにしておきました。

あとは耐久性の問題ですね。しばらくはこれで走るつもりです。
って次の定例はツーリングなんすけどね^^;

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【F1】センターショックのスプリング交換【まさかのソフト!?】

2021年01月13日 | 2021 F1セッティング


今回はセンターショックのスプリングを柔らかくしたら調子が良くなったというお話です。
えっ、今ごろそこ? これまでどこいじってたのよ?
というツッコミが聞こえてきそうなので、ちょっと言い訳させて下さい^^;

それなりにあちこちいじってきた統計から、なんとなく度外視になっていたのです。
例えばフロントスプリングをいろいろ試したがキット標準が最も無難だったこと。
センターショックのオイルを変えてみてもあまり変化が無かったこと。
キャスターやキャンバーは説明書通りが最もオールマイティーだったこと。

などの経緯から、センターショックのスプリングもそこそこ合ってるんだろう的な
考えに陥っていたのです。

そんな固まった脳ミソをほぐしてくれたのは、DD仲間のM原さんでした。
図らずも合同特訓となったその日はセンターショックのテストをされており
ソフトスプリングで調子良くなったから試してみてという流れでした。

2種類ほどスプリングをお借りして走ってみたところ(ブランドは確認中)
傾向としてキット標準よりも柔らかくなるほどマシンの動きが良くなりました。

食い込みがちだった初期の角が取れ、予測の付きやすいRを描くようになります。
そして何よりも一番効いたのは、コーナー後半もよく曲がりながらケツも粘ること。
バランスの良いGがかかっている感じですね。

そもそもリヤを柔らかくするという概念が頭から消えていたのは、
前に出なくなるという一般論が邪魔していたからだと思います。
しかし実際にはよく曲がって立ち上がりも握っていけるので、
トラクションが抜けている感じはありません。
少なくともリジットアクスルなので、デフみたく空回りはしないんですよね。

つーことで今後の確認すべき課題ですが、スプールのギクシャクしたクセは、
どこかを柔らかくしてマシン全体の特性を穏やかにさせることで
回避できるのかもしれませんね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【F1】インリフトを抑える【リバウンド調整】

2021年01月08日 | 2021 F1セッティング


通常のハイサイドについてはすでに対策済みなのですが、
ハイスピードでシケインを抜けるときについステアリングをこじってしまうと、
コケはしないもののインリフトする現象が出てしまいました。

今まで高速シケインがなかったので気付かなかったんですね。

その症状を抑えるのに最も効果があったのはリヤのリバウンド調整。
元々ストローク量が大きめだったので、
センターショックのエンドプラパーツを半回転ずつ締め込んでいき、
症状がおおよそ緩和されるところでよしとしました。

実は高速コーナーのオンオフでギクシャクするのも気になっていたんですが
それも収まり丸く回れるようになるというおまけ付き。
つか元のセットが悪かっただけだけど・・。

なおフロントのサスストロークも普段からやや大きめにしているのですが、
こちらはリバウンドを詰めても特に良い方向に変化しなかったので元に戻しています。

パイロンをかすめたときの耐性や、なるべくピンポイントなマシンにならないように、
あちこち詰め過ぎないよう気を付けているのであります^^;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【F1】センターピボットの高さを変える【ハイグリップ路面対策】

2021年01月06日 | 2021 F1セッティング


グリップ力の高いタイヤは、タイムを詰めていくに従って
バランスを取るのが難しくなってきます。

まず最初にぶつかる壁”ハイサイド”についてはすでに対策済み
その後もこの方法で問題なく走行できています。
※カーペット路面のみ

しかしオイラがドライブしているRC10F6では前勝ち気味で、
けどフロントのグリップ剤の塗り幅を減らすとタイムがでないというジレンマに。

なんとなく無理をしたときに限界を超えてリヤがすっぽ抜ける感じなので、
リヤセンターピボットの高さをいじってみました。

結果からいうと1mm上げでぐっと安定感が増し、リヤが落ち着きます。
1.5mm上げでも挙動が破綻する様子はなかったので
この辺でしばらく様子見とします。

アソシは構造が特殊なので分かりづらいですが、
上の画像はブルーの1mm厚カラーを入れたところ。
黒い樹脂パーツの中にピボットボールが入っているんですよね。


なおその樹脂パーツを掴むシャーシ側のアルミマウントも嵩上げする必要があります。
じゃないとシャーシとロアブレースで段差ができてしまうので。

なおアソシはこのマウントからサイドブレースが前へ伸びているので
その先のポストも嵩上げです。

こういう部分って昔っからあるDDの有効なセッティングポイントなのですが
積極的に触れる機構になっていないのが不思議ですね。

今ではリヤアクスルのハイトアダプターがめちゃ小刻みに調整できますが
あれと同じくらい重要な部分だと思います。

つーことであっという間に次のKスタ定例レースはDDカテゴリーの日。
慌ててF1のセットを見直しているところです。
ハイトアダプターのところもじっくりやってみたのでまた次回。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする