平成駅③

駅前の道路は、なんてことのない住宅地の脇道なのですが、
慢性的に渋滞する琴平通りや浜線の抜け道となっており、
意外と交通量は多めなんですね。

狭い道路をジモティーがバンバンすり抜けていくので、
路上からのんびり撮影していたらはねられちゃうのでご注意を。
自転車、バイクも多いです。


ホーム端にも平成の文字が。そのすぐ脇は踏切。
ここは遮断器が下りると長いのですが、ここまでスイスイと

調子よく来れたときに限って引っかかります。


上に駅があるわけではありません。
これは線路の北側にある案内板。
螺旋階段を登って陸橋を渡り、南側の改札口へ下りるというルートです。

ここから改札へ下れます。

観光スポットの定番！？顔ハメパネルもありまっせ。

CANON EOS Kiss M
EF-M32mm F1.4 STM

平成駅②

ちなみに日中はまだまだ訪れる方が多く、

絶賛ゴールデンウィーク中ということもあって老若男女入り乱れ。
リアル昭和タクシーが車寄せに着けていても皆さん気付かないというか

興味なさげでしたw

駅前は無人になりそうもないので、ドライバーさんに行灯撮影のお声掛け。

気さくにご対応いただいた上に、うぃ～んと窓が全開となり世間話へ突入。

ローカルTVで元号並びネタとして紹介されたあたりから引き合いが増えて

先日は東京からのお客さんが指名乗車、当駅を案内したなどの

エピソを伺うことができました。


そうこうしていると今度はライダーさんが車寄せに。
キャンプツーリングで京都から走って来られた若いおにいさん。

逆記念でナンバーを使わせてもらいました。
このあと鹿児島までがっつり九州を巡るんだそうです。

お気を付けて！


こちらは駅を見守るようにたたずむ平成駅開設記念の碑。
当駅は地元の要望で新設された、いわゆる請願駅だったんですね。
その完成を祝うモニュメントだと思います。
なかなかメッセージ色の濃いデザインなのですが、

やっぱりみんなそっちのけでしたw

なおこの豊肥本線は、熊本地震によって今も一部区間が不通となったままです。
熊本観光で外せない名所である阿蘇へのアクセスにとても便利な路線なのですが

全線開通は2020年内の見通しなんだとか。
輪行で南阿蘇のモンベルへ行きたいんですよね～。
とても待ち遠しいのでございます。

CANON EOS Kiss M
EF-M32mm F1.4 STM

平成駅①

平成駅フィーバー(古っ)に全く気付いておらず完全に乗り遅れました。
(電車に掛けたつもりですがぁ〜)

駅名の「平成」だけでなく、タクシー会社の看板に「昭和」、
そして自販機にリポビタンDの「大正」製薬と3元号が並ぶ奇跡の場所として
かなり以前からメディアで取り上げられていたんですね。

いや～大正デモクラシー
灯台下暗し。
（昭和のダジャレで年号に掛けたつもりですがぁー）

ここは何の商業施設もない、陸橋下の薄暗い駅前。

一般の目に触れにくいとてもマイナーな場所なのです。
よって平成駅の風情を表現するのなら夜なのです！
（と負け惜しみで叫んでみる）

実は令和になってもそこそこ混み合ってたので、夜に出直しただけですが^^;
でも夜の雰囲気がやっぱグッドです。

このローカルなガード下感がたまらないんです。
といっても鉄道の高架下じゃないんですよね。
上をまたぐ平成大通りの下にある密やかな駅。

JRで「平成」と名のつく唯一の駅として、鉄ちゃん的にもレアな場所だったんですねぇ。

CANON EOS Kiss M
EF-M32mm F1.4 STM