「OF-01の調子が悪い」とご相談に来られる方で、
かなりの確率でこの組み間違いがあるので取り上げてみます。
現行製品では図の通り、スラストベアリングを挟む両側のワッシャーは内径が違うので
内径が大きいほうを先に入れる!
これをぜひとも守ってください。
ダイレクトドライブ車の命であるデフの動作において、その効果が全く変わってしまいますので
くれぐれもご注意を。
なおこれは、より高い走行性能が得られるために意図してそういう設計になっております。
また内径をノギスなどで測らなくても、シャフトに入れてみればどっちが大きいかすぐ分かります。
そのチェックのひと手間だけ時間を注いであげてください。
上の図はキット付属の説明書であり、仕様が詳しく記載されています。
もし説明書をなくされた場合でも公式サイトにUPされています。
これ以外にもよく走るための重要なポイントが記載されていますのでぜひ再読してみてください。
さて肝心の「正しいボールデフの動作」についてですが、
これは残念なことに文章でも動画でもうまく伝えることが出来ません。
なので分かる人に教えてもらうしかないんですね。
まずはスタッフに聞きましょう。
永くサーキットショップを経営されているところのスタッフなら間違いなくチェックできます。
コースのお客さんでF1をやっている人がいなければ、トゥエルブの人に相談してみましょう。
今は使ってなくてもデフ時代を知っている人がほとんどだと思います。
現行製品の細かいパーツの仕様は分からなくても、どういう状態が正常かは分かるはずです。
「うまく作動していない」
と言われたら、今一度ご自身で説明書とにらめっこしてみてくださいね。
それでは良いRCライフを!