日本のRCフォーミュラカーは200mmワイドと190mmナローが共存しているのですが、
例えばここ九州ではホームコースのKスタジアムを中心にナロー/ゴムタイヤの現代風が主流です。
現在オイラが使っているOlderF OF-01は、本来200mmワイド規格で販売されているのですが、
部分的にパーツを組み替えてナロー仕様で走らせているわけです。
ナロー化に必要なパーツリストについては以前ご紹介しましたが、
フロントのことばかりで
「リヤはどうやってナローにするの?」
ってのが分からないですよね。
細かいことは後回しでザックリ結論を言いますと、
リヤはナロー規格のホイール(タイヤ)を付ければナロー幅になります。
アクスル自体にはワイド/ナローの概念が無いんですね。
ちょいと詳しく検証してみます。
ワイドの基本モデルであるタミヤF103、
ナローの基本モデルであるタミヤF104、
ワイド規格のOlderF OF-01、
それぞれのリヤアクスル一式を並べてみました。
スラストベアリングが外付け(F103)か内蔵(F104)かの違いだけで、
ホイール取付面の寸法は同じなんですね。
そしてOF-01はそもそもタミヤ互換で設計されているのでもちろん同じということです。
スラスト部分はF103タイプです。
ついでにいいますと、
モーターマウントもネジ穴位置やオフセット位置が共通なんでございます。
だからOF-01にはタミヤ車からのコンバージョンキットがあるんですけどね。
フロントサスやモーターマウント回り一式がごっそり移植できる設計になっています。
ところでなぜ、
「スポンジタイヤを付ければワイド、ゴムタイヤを付ければナロー」
とシンプルに言わないのか?
について補足です。
それは、
ワイド用のゴムタイヤがあったり
ナロー用のスポンジタイヤが存在するからです。
現在どれくらい流通しているかは知りませんが^^;
他にも細かくいうといろいろあって、
F104は185mm 180mm規格だけど世界基準のナロー規格は190mmだったり、
103と104ってホイールベースって違うんじゃなかったっけ?とか、
F104にも外付けスラスト式のデフが入ってるキットあったよね?とか、
一部ゴムタイヤ(ホイール)では外付けスラストに完全対応してなかったりなど・・。
できるところから追って説明していきますので今日のところはこの辺りでご勘弁を^^;