マルよトレイル

俺の前に道は無い 通った跡にペンペン草

新製品F1ウイング+采ボディ

2024年10月05日 | 2024年RC製品情報

先日からお伝えしております現行マシン型F1ウイングの続編でございます。
今回は采ブランドのR18Sボディとの装着イメージを撮ってみました。
実車からするとノーズの長さがちょっと足りない感じでしょうか。

デザインも文字通り今風だしサイズもデカいので、タミヤ製からするとさすがに存在感が増しますね。

こ~んなに違います^^;

なお先日レポートした時のアルピーヌA532ボディは采ブランドのS21Aですが、
スタッフOGTの自作ノーズで伸ばしてあるのでしっくり収まってるんですね。
Kスタジアムに常時展示してあるので見ればカラクリが分かりますよ~。

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F1ウイング新製品 補足と考察

2024年10月01日 | 2024年RC製品情報

テストを行った29日(日)のKスタジアムにて、
閉店間際にはすでにブラックは売り切れていたんですよね。
買い損ねた人たちによる暴動(≧∇≦)が起こりかけていたので、
あの様子だと残りの白もどうなったのやら・・

もちろん追加注文すると言っていたので、メーカー在庫さえあればまた入ってくると思いますが
タイミング的に定例レースでぶっつけ本番になる人もいそうなので
重ねて注意点を補足しておきますね。

フロントウイングの底面は、とにかくシャーシと面一のまんまで低いです。
加えてタミヤ製よりもかなり幅が広いので、路面やパイロンに干渉する率も高くなります。
この形状からしてパイロンのエッジに引っ掛かりやすそうにも見えます。
今回テスト時のフロント車高は4.5mmでそのまま走行してみて特に問題ありませんでしたが、
実戦となると接触やクラッシュは付きもの。
下げ曲がってしまう危険を見越して少し上げておいたほうが無難かもですね。

ただそこで用心したいのは、
タミヤ製と材質感が違うので同じ処置で同じ曲げ効果が得られるのか?という事です。
何をやるにしても壊したらもったいないので、くれぐれも慎重に進めてくださいね。

前回報告した通り、リヤはかなりタイヤとのクリアランスが狭くなります。
普通に走った後でもチェックすると翼端面に接触の跡が残っていました。
おそらくパイロンの乗り上げや着地の衝撃で瞬間的に振れているのだと思います。
走っていて気付くほどではありませんでしたが、
これも実戦でのクラッシュなどを考えるとどんなトラブルが起きるか分からないので
可能な限り対処しておきたいところです。

しかしその対処を難しくしている問題があるんですよね。
現在入荷しているSweepのF1タイヤは、ホイールが旧規格のトレッドが狭いタイプ。
なのであの手この手でトレッドを広げないと190mm幅にはなりません。

アクスルスペーサーについてはスパーギア側に入れすぎるとピニオンが届かなくなります。
同じくホイールハブスペーサーをデフ側に入れ過ぎるとデフナットが届かなくなります。
レースの時に慌てないように、事前にしっかりチェックしておいてくださいね。

ウイング面積が大きくなりダウンフォースが増えること自体はウェルカムなのですが、
同時にオーバーハングの重量増という負の側面も抱えることになります。
オーバーハングは数グラムでも走りに大きく影響するので、
プラスマイナスどっちが優位に作用するか?
の戦いになるわけですね。

今回のウイングテストに使用したのは、
ストックなOF-01にF104サスアームのみという、いわゆるナローとしては「ど・ノーマル」仕様。
路面や環境変化にも左右されにくいようにオーソドックスなセッティング状態。
実はこれが弱アンダーで非常に素直な走りを披露してくれる秘訣なのですが、
その状態でポンと前後ウイングを付け替えてグイッと走れましたよ、
というレポートを前回お伝えしたわけですね。
しっかりとしたダウンフォースと安定性の向上が体感できました。

なのでもしセッティングに偏りがあったりすると、
車種に関わらず思ったような効果が得られない場合もあるかと思います。
トラクションは上がった気がするのになぜかタイムが上がらないとか、
もっさりして動きが鈍った気がする、など。
そんなときはマシンをプレーンな状態に戻して一からやり直してみるといいかもですね。
また追加情報が得られましたら順次レポらせていただきます~。

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F1ウイング新製品テスト

2024年09月29日 | 2024年RC製品情報

Kスタジアム新製品が入荷していたので早速チェックしてきました。
2022年から新規デザインとなった現行型ウイングのモデル化ですね。
価格もかなりリーズナブルなのでございます。

早速装着感から。
フロントは結構低めなので、車高を下げ気味の方はパイロン干渉が出るなら上げ加工が必要かも。

海外物にありがちなのですが、F104フロントサスに差し込むには加工が必要です。
そのままだと奥まで入りません。
レース当日とかになって「付かねぇ~~っ」って慌てるパターンなのでチェックはお早めに。

リヤはかなり幅広に作られています。
タイヤをガッツリ最大190mmまで広げて、さらにマウント位置は高めに上げて、
場合によってはスペーサーで後方へシフトする必要があるかもです。
こちらも要事前チェックですぞ。

それさえクリアすれば、走行性能はバッチリでした。
タミヤ製からの付け替えだけでバランスよくトラクション感は上がります。

ただし前後とも5g以上重いので、フロントはノーズの入りが少しだるく感じるかも。
リヤは路面が上がった時、ハイマウントによる横G抜けが出なければいいな~。

今回の印象はそんなところでした。

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アロンアルフア光の硬化速度と接着力検証動画

2024年08月30日 | 2024年RC製品情報

2024静岡ホビーショーの東亞合成株式会社ブースにて、
実際に接着するところを撮影させていただきました。

東亞合成株式会社 アロンアルフア光製品サイト

 

 

現在発売中のラジコンマガジン2024年9月号ではさらに具体的なレビューが掲載されていますよ。
白くならない、プライマーいらずな理由がよく分かる記事になっています。
モデラーな方、必読です!

 

この記事を見て、動画撮ってたの思い出しました^^;

ホビーショーはこうやって生で実物を見られるだけでなく、
めちゃ詳しいスタッフさんが必ず来ているのでガッツリ説明を聞けるのが醍醐味。
いつも行って良かったなと思えるんですよね。

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采ブランド NEW F1ラバータイヤ情報 ④

2024年06月30日 | 2024年RC製品情報

いよいよ本題でございます。
NEWタイヤの走行インプレッションについてです。

現在ホームコースであるKスタジアムのレースでは、
F1の競技用ゴムタイヤとしてSweep製がド定番で長らく使用されています。
よって当製品との比較というのが最も分かりやすいし、
特にDDマシンにおける動きの要となるのはリヤなので、
まずはリヤタイヤのみをSweep>采に入れ替えて走行してみました。
これは開発スタッフからもそういう指示があったのですが、
絶対的なグリップ力の比較や特性が明確になるので、
ここは急くことなく前後個別にテスト開始です。

◆グリップ感、特性
F>Sweep、R>采でコースイン。
弱アンダーで前後Sweep時より楽に感じる。
横への耐性が高く無理しても抜けない。
すぐにラップタイムは同レベルに到達、加えてアベレージが高い位置で整う。
ロープロ仕様にもかかわらず突き上げを感じない。
パイロン乗り上げもSweepに比較して大きな違和感なし。

最初っから好印象です。
安定感が高いのでマシンのセットで徐々に曲げる方向へ振っていきましたが、
それでもどしっとした特性が残るので、
ロープロで過剰にロールしないからか、タイヤのラウンド形状によるものなのか?
どちらにしても横に強いのは助かりますよね。
念のため同時に用意されていたちょい硬インナーを試しますが良い方向に行かなかったので
現状のインナーが良好だという事も見えました。

また前後Sweepで走っているときは、使い込むほど前勝ちになるので
走行回数に応じてフロントの塗り時間や塗り幅を加減していく必要があるのですが、
采リヤとの組み合わせだとそういう気遣いが全く不要でした。
かなり管理が楽になりますね。

◆慣らしについて
1パック目から良好なグリップ力を発揮。
その後走行回数に伴うグリップ特性の変化も見られず高いレベルで非常に安定している。

物によりますが、残念ながら慣らし・走り込みが必要なタイヤが存在します。
現行のSweepもレースでの使用を考えると10パック程度は面出しに時間を要します。
それに対して采製品(今のところリヤのみのデータですが)はレース当日に新品を買って
そのまま参戦できるレベルにあります。

◆グリップ剤との相性
Kスタジアム指定品「ブルーグリップ」および「TC2」でそれぞれテスト。
どちらも違和感なく、Sweepに塗布した時と同じテイストが出るので、
製品によるクセなどまったく考えずにいつも通り走行が行えました。

◆重量について
3Dプリンタでの試作ホイールという事もあり強度優先な肉厚で成形されているので
手元のテスト品は1輪あたり5g(Sweep比)ほど重いんですね。
これって相当なハンデなのですが、にも関わらずそれを全く感じさせない走りでした。
量産に向けてはここからシェイプされていくのみですから軽快になる方向でしかない。
それだけでもめちゃ楽しみなのであります。

その他の考察です。
ライフについてはまだまだこれからですが、
ここまで5分×20本走った時点でトレッド面は全然平気ですね。
またKスタジアムのレギュレーションではタイヤ回転数規制方式なのですが、
速度に直結するタイヤ径も前回報告したようにSweepとほぼ同等なので差が出ない。
そして車高セッティングにおいても変更なしの同条件で比較できるので面倒が無くて良いですね。

実は詳細に突っ込んで話したいことや、隠された新機能などまだたくさんあるのですが、
とても長くなるので今回はこのあたりでいったん終わりますね。
ではまた次回(^o^)

安定供給
素材

仕様(形状・サイズ・製品構成・ホイールの機能性)
グリップ力
走行特性(走り心地)
グリップ剤との相性
重量
ライフ
耐久性
価格

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