今日はゴムタイヤの寿命と走りの変化について考察してみます。
今使っているSweepのタイヤは、
市販されているゴムタイヤの中でもかなり競技志向の高いハイグリップタイプです。
接着済みなので買ってすぐ走れるし、
ホームコースのKスタジアムではオールシーズンこれ一種類で走れるスグレモノ。
クラッシュしてもスポンジみたくボロッとブチ欠けないので、
足がむき出しなF1を心穏やかに楽しめるのが嬉しいところ。
しかしそれなりに寿命というものはあります。
特にソフトコンパウンドの宿命として溝が深くえぐれだし、
最後はバーストしてインナースポンジベロンチョで終了。
ってな感じでしょうか。
しかし以前サスカーを使っていた時は、
ある程度溝が深くなってくるとギュルギュルと鳴いて満足に走れなかったのです。
ゴムが減って薄皮になったりインナーがヘタると、セッティングが極めて難しくなります。
なんとか耐えられるようにセットするには、
ラップタイムが激落ちするほど安パイ方向に振らないと無理でした。
これでは楽しくないしテストにもならないのです(T_T)
そこでOlderF OF-01の登場。
このマシンを1年半以上走らせてきて確信できるのですが、
タイヤがヘタったときの耐性に優れています。
FRPシャシーというのは、かなりワイドレンジなプログレッシブスプリングと
ダンパー効果を兼ね備えているのだと思います。
むしろSweepのタイヤは薄皮になってもグリップ力自体は落ちないので、
マシンさえ対応できればラップタイムの落ち込みを限りなくミニマムに抑えられます。
ただどうしてもタイヤ自体のハリ、コシが衰えているので、
限界点は低くなりコントロールがシビアになります。
唐突な挙動を抑える簡単な方法としては、
リヤの車軸を上げる(車高を下げる)
キャンバー角を立てる(1度から現在0度)
キャスター角を立てる(10度から起こしていき現在4度)
など。
冬路面のハイコンディション対策と似ていますね。
大きな仕事はFRPシャシーが自動的にやってくれるので、
あとはちょいとフォローするだけというイージーさがOF-01の魅力でございます。
さてそうこうしていると、
遠くからまたF1クラス臨時追加のお知らせが聞こえてきましたよ~。
かなり気温が下がってきたのでセットを探るのが楽しみなのです。
KスタジアムスタッフOGT日記
11月土曜ナイトレースにまたまたF1クラス追加