眼病封じの壺阪寺と桜大仏
奈良県の高取に、お里・沢市の「壺阪霊験記」から、眼病封じで知られる壺阪寺があります。
春には境内の堂塔伽藍を包み込むように桜が咲き誇ります。
本尊は十一面千手眼観世音菩薩で、寺の山には「天竺渡来大観音石像」と呼ばれる、インドから運ばれた全長20m、
約1200トンの石像や、すべての教えを説き終えて入滅せんとする釈迦の姿を顕している「大涅槃石像」もあります。
春には「天竺渡来 大釈迦如来石像」を取り囲む「桜大仏」と「大雛曼荼羅(だいひなまんだら)」が有名です。
今回は眼病封じの祈願と桜大仏の見学に出かけました。
眼病封じの御朱印を頂いた際に、次回にお参りできる、もう一度お参りの無料券をくれました。
天竺渡来 大釈迦如来石像を満開の桜が取り囲むように咲いています。
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高さ20mの天竺渡来大観音石像(左)、本尊の十一面千手眼観世音菩薩(右)。
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大雛曼荼羅(だいひなまんだら)です。講堂に本尊と一緒に約3500体の雛人形が飾られています。
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説話「壺阪霊験記」は、明治時代初期に作られた浄瑠璃の演目で、歌舞伎や浪曲でも演じられている。
盲目の夫「沢一」の開眼を祈る妻「里」の純愛が沢一の目をあけさせるという夫婦愛の物語りです。
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