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ドコモ、独自サービス譲れず-iPhone参入に薄い現実味-asahi.com

この記事を見て記憶が蘇りました。

やはり携帯電話のEメール対応はi-modeよりJ-Phone(デジタルフォン?)の方が先でした。やはりi-modeの本質は「携帯電話の通話料と一緒にコンテンツ使用料金を徴収する課金システム」。もっと言うなら「ユーザーが解約手続きをするまで永久的に課金を続ける月額課金ビジネスモデル」です。

asahi.comの記事に「アップルの目指すところはその逆で、収益につながる部分は自分たちが掌握する戦略だ。」とありますが、これは少し見当違い。



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Appleが一番嫌っているのはi-mode(Sp-Mode)の課金方式ではないでしょうか?「ユーザーが解約し忘れると解約するまで課金を続ける」という。AppStoreのコンテンツにも「実質月額課金」のコンテンツもありますが、こちらは「ユーザーが契約の延長を忘れるとコンテンツにアクセス出来なくなる」という方式。ユーザーにとってどちらの方が良いかは明白ですね。

ついでに言うと、i-modeのコンテンツは解約時に嫌がらせかと思う程面倒です。何度も何度もページを移動しながらやっと解約ボタンに辿り着けると言う。(^_^;)

解約が出来なくて「月々数百円程度だから」と放置している人も少なくないはずです。



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話を戻してEメール。

1995年?96年?頃から、外出先でEメールの送受信をするために試行錯誤をしていました。リブレットをグレ電に繋いでみたり、HP200LXをグレ電に繋いでみたり。(傍から見たら怪しい人)

で、行き着いたのが当時使っていたドコモのシティーフォン(関東近辺でしか使えないデジタル携帯電話)にMobileGear for DoCoMoを繋いで使う「10円メール」。



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そして、遂に携帯電話だけでEメールが出来るように!\(^o^)/

そう、そのためだけにドコモを解約して、当時勤めていたプリンス埼玉で唯一販売していないJ-Phoneに切り替えたんですから。だから絶対に携帯でのEメールはJ-Phoneの方が先なんです。キャリアを変えた事に気付かれないように、夜中に営業所の電話の短縮ダイヤルを全部入れ替えたんですから。ついでに所長の携帯や他の人の携帯の電話帳も。(^_^;)



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http://ja.wikipedia.org/wiki/スカイメール

調べてみたらスカイメールの開始は1997年。いつ頃からEメールに対応したのかはわかりませんが



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http://ja.wikipedia.org/wiki/Iモード

i-mode開始の1999年2月よりはずっと先のはず



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やっぱり間違っていなかった。Eメールも、写メールも、音楽プレイヤーも、ユーザーにとって画期的なサービスは、全てJ-Phoneの方がドコモより先だったんです。コンテンツ利用料金の課金システムを除いては。\(^o^)/

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