今日は”立春”から数えて88日目 雑節「八十八夜」です。昔からこの日に摘んだお茶は上等なもとされ、これを飲むと長生きできるとの言い伝えがあります。茶所、埼玉の狭山市、静岡県、京都・宇治市ではCOVID-19パンデミックがなければ新茶の試飲や、手もみ茶の実演など数々のイベントが開かれるでしょうが、今年は寂しいものです。でも、狭山市の”杉田園”で新茶をごちそうになってきました。70度の湯かげんで淹れる、新茶、少し渋みがありますが、美味しくいただいてきました。
この緑茶、グリーンティーは日本だけの産品で、ご存じの通り、中国ではウーロン茶、英国では紅茶です。ところがこの緑茶はコロナ感染予防の特効薬で、緑茶だけに含まれている”Epigallocatechingallate エピガロカテチンガレーテ” https://www.researchsquare.com/article/rd-19560/v1 が強力な抗COVID-19さようをします。これは学術論文で証明されています。そんな訳で杉田園でお茶を買い、この連休はブログを書きながらお茶を飲み、天気の良い日は日光浴をして、ヴィタミンDを沢山体内に取り込み、コロナに負けない体を創ろうと思ってます。
摘んだ茶葉を乾かしてます。
このコンベァーに入れ、この先端の窯を通じて蒸します。
八十八夜と言えば、これ、明治45年に初めて”尋常小学校唱歌”として取り入れられた、国民的唱歌 ”八十八夜”です。
歌詞は貼り付けます。ご存じでしょうか。
歌詞
夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みぢやないか
あかねだすきに菅(すげ)の笠
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みぢやないか
あかねだすきに菅(すげ)の笠
日和(ひより)つづきの今日このごろを
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにゃ日本(にほん)の茶にならぬ
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにゃ日本(にほん)の茶にならぬ
茶摘みが終わった茶畑。
余談ですが、下の木ですが、珍しい「ハンカチの花」の木です。白い葉みたいですが、これ花です。いまが盛りですが一週間ぐらいで散ってしまいます。
緑茶を飲んでコロナに勝とう。 弥右衛門 5/01, 2021