弥右衛門の暇つぶし

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海藻に含まれるフコダインが抗ウイルス効果がある

2021-05-07 13:39:58 | コロナに打ち勝つ
昨年発信された情報なのですが、”我々日本人がコロナウイルスに感染した時、重症化を起こしにくい特性持っている”との記事をブログ"In Deep"に見つけましたので、今日はその内容を添付します。
ここからです: 
1918年のスペインかぜで日本の致死率が著しく低かった理由を探っているうちに突き当たった「抗ウイルス策あるいはサイトカインストーム防御策」。それは海藻とフコイダンにあるのでは。
投稿日:2020年2月16日
もちろん実際のところはわからないにしても、数々の医学論文を検証していく中で、
・海藻に含まれるフコイダンは、サイトカインの発現パターンを変化させ、重症化を防ぐ
・岩海苔などに含まれるグリフィスシンという成分にSARS ウイルスのウイルス感染を抑制する効果がある
ことがあることを知ったのです。
下のほうの岩海苔の成分に関しては、アメリカ保健福祉省が、岩海苔とかテングサから抽出できるこの物質の「特許」も取得しています。
それでまあ、考えてみれば、「海苔とか海藻って、世界のほとんどの人たちが食べないのだよなあ」ということに思い至り、
「関係あるかもなあ」
と思いまして、先ほどの記事を書きました。
今回の新型コロナウイルスの死亡率の低い国である日本と韓国もまた、日常食として海苔と海藻を食べる数少ない国でもあります。
また、海苔の多糖類を分解できるのは、基本的に「日本人だけ」ということもありまして、食生活として海藻をよく食べるのは理解できることでもあります。以下は、2010年のネイチャーの論文を紹介した AFP の記事からです。
日本人がノリを消化できる理由を発見
AFP 2010/04/08
日本人の腸が海草に含まれる多糖類を分解できるのは、分解酵素を作る遺伝子を腸内に住む細菌が海洋性の微生物から取り込んでいるためだとする論文が、英科学誌ネイチャーに発表された。
フランスの海洋生物学と海洋学の研究・教育機関「ロスコフ生物学研究所」の研究チームは、ゾベリア・ガラクタニボランという海洋性バクテリアが、アマノリ属の海草に含まれる多糖類を分解する酵素を持っていることを発見した。
公開されているDNAのデータベースを調べたところ、ヒトの腸内に住むバクテロイデス・プレビウスという微生物が、同じ酵素を作る遺伝子を持っていることが分かった。このバクテリアはこれまで、日本人の排泄物からしか見つかっていない。
ここに出てくる「フコイダン」は、ご存じかと思われますが、ワカメとかモズクとかメカブとか、そういう「ぬるぬるした海藻」全般に含まれているものです。
論文の表現はどちらも難しいものですが、ごく簡単に理解したところでは、
「フコイダンはサイトカインの発現パターンを変化させ、肺炎の症状を抑制する」
というようなもののようです。つまり「重症化を防ぐ」と。
どうやら、ワカメとかモズクとかメカブとかに含まれるフコイダンには、ウイルス感染時に、サイトカインの過剰な放出を抑制して、症状を鎮める作用があるようなのです。
さらに、2014年の科学記事で、以下のようなものを見つけました。
アメリカの代替医療やホメオパシーなどの研究が専門の科学者のページです。
・Red Algae Extract Fights Ebola, HIV, SARS and HCV
(紅藻エキスはエボラ、HIV、SARS、C型肝炎と戦う)
「紅藻」というのは、たくさんの種類がある海藻のカテゴリーですが、食用としてわかりやすいものとしては「岩のり」とか「テングサ(寒天やところてんの材料)」、あるいはフノリなどで、日本人にはそれほど特別なものではありません。
この記事の中で注目したのは、2006年に、アメリカ保健福祉省が、この紅藻から抽出させる成分を「特許申請した」ことが記されていたことでした。国の機関が岩のりの成分を特許申請しているのです。
この「米国特許 #US 8088729 B2」を見てみますと、紅藻から抽出された成分に、抗 RNA ウイルス作用があることが書かれています。インフルエンザウイルスもコロナウイルスも RNA ウイルスですが、そのようなウイルスに感染にしくくなると書かれているのです。
やぁ、これはすごい、しかも有用な成分を持つ海藻類を消化できる腸内バクテリアを持っているのは日本人だけだと、分かった。
2016年のデータです。
昆布の消費量上位5位
1位 岩手県
2位 青森県
3位 富山県
4位 山形県
5位 宮城県
ちなみに「ワカメ」の消費量は以下のようになっています。
ワカメの消費量上位5位
1位 岩手県
2位 静岡県
3位 秋田県
4位 宮城県
5位 福井県
この統計、コロナ発症者数、重症者数とリンクしてませんか。
そして世界の死者数の比較です。(昨年のデータです)
感染者数からの致死率は、感染者の実数が明らかではない現状では、やや意味がない面もありますが、人口比ですと、わりと確実で、以下は「人口10万人当たりの死亡者数」の比較です。
・イタリア 人口10万人当たりの死亡者数 10.03人
・スペイン 人口10万人当たりの死亡者数 5.68人
・米ニューヨーク州 人口10万人当たりの死亡者数 0.61人
・韓国 人口10万人当たりの死亡者数 0.21人
・日本 人口10万人当たりの死亡者数 0.03人

如何でしょうか。最近では変異株のコロナウイリスが蔓延してきましたが、これに対しても基本的には同じ免疫抗体があると思います。もちろんワクチンを接種して対抗するのも良いでしょうが、やはり基本的には強い免疫抗体を自身の体の中に作ることだと思います。先に紹介した、緑茶から取る”エピガロタテチンガレート”、これもコロナウイリス対抗に一番の妙薬です。

更にIn Deepの情報によるとしたの表にある成分が抗コロナに有効のようです。この中にはフコダインの表記はありませんが、参考にしてください。

これは和食中心に食事をとればカバー出来る、とのことですね。
インド起因の感染力、毒性も強い変異株が上陸したようです。強い免疫抗体備えた体を創り、ウイリスを跳ね飛ばそう。

5/07, 2021    弥右衛門


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