弥右衛門の暇つぶし

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古都サンクトペテルブルグ

2021-03-20 20:28:31 | ユーラシア大陸横断旅行
9月17日、11時にホテルをチェックアウト、ツリースト・オフイスのお嬢さんのアドバイスで地下鉄で移動。なるほど途中乗換駅のコンコースがきれいに装飾されている、これは見事でした。またエスカレーターの設備がない階段では、階段横にスーツケースを転がして押し上げる側道があり、途中、中近東系の親子ずれが押上を助けてくれた。よく見ていると、この親子、地下道にいた物乞いにお布施していた。イスラムの教えに「困っている人助ける、貧者には施しをする」、と聞いたことがあるが、まさにその行為に、助けをありがたくお受けした。みょうにに感心した。
「サプサン号」でモスクワを出て、約5時間でモスコースキー駅に着く。だいたい東京・神戸間より少し遠い感じだ。駅前の待ちのタクシーの運チャンと交渉。駅からさほど遠くないので500ルーブルを提示したが、みんな断る。「ニエット」だと。そのうち最初に交渉した運ちゃんがきて、OKしてくれホテル。案の定10分もかからない距離。降ろされた所が100メートルぐらいあるビルの前で入り口がない。やっと鉄の扉を発見、そこを入ると中庭でその正面にホテルの入り口があった。まぁ、高級ホテルには泊まれないので、色々あります。このホテルエレベーターが無いので3階まで自分で荷物を運ぶ、たいへんです。

この時期は日照時間が長いので7時過ぎでしたが、街に出てみて歩き。ホテルはモスクワ駅からNeva河岸までのネブスキー大通りのちょうど中ほどの少し入ったところにあり、カザン寺院、グリポエートフ運河にも近い。驚いたことに、街の建物全部を嗜好を凝らしたライトアップをしている。もちろんネオンサインは無いので、素晴らしく奇麗で、見る人を魅了する。
カザン寺院
グリポエートフ運河
あくる日、市内観光バスで一周、聖イサアク大聖堂で降りて見学。市のシンボルで、寺院広場には、街のシンボル、ピヨートル大帝の「青銅の騎馬像」がある。寺院内部は壁一面に描かれた聖人像(表題写真)、どう言ういわれの人達か分かりませんが圧巻です。
どうも天候が変わりやすく、エルミタージュ美術館に移動したころから雨になってきたので、それに月曜日で休館日なので、ホテルに戻る。
翌日、早めに出かけるが、何と長蛇の列。中国からの観光客オンパレードです。さすがに日本人のグループは見かけず、二、三人の個人客を見かけるぐらで少ない。


何と表現すれば良いか、とにかくよくこれだけ揃得られたものだと、ただ、驚嘆、感嘆、感服、褒め称える。ピヨトール大帝、二世紀の繁栄が覗える。
一日いても飽きず、見切れない。4時間見学して、また観て歩き。ツリースト・インフォーメイションでバレー、「白鳥の湖」観劇の手配をする。
インフォメーション・センターのお嬢さん。
ミカエルスキー劇場入り口、質素で飾り気がない。
三階の桟敷席からの舞台、初めてのバレー観賞、素晴らしかったです。

そしてもう一つの代表的な寺院、「血の上の救世主教会」スパース・ナ・クラヴィー教会。運河沿いにある。
これは運河沿いの教会の参道風景、どこも同じ”浅草の仲見世”です。
この街も歴史的な名所旧跡もさることながら、魅力的な所が数々あるのですが、後ろ髪をひかれながらも、早く他の国に移動したい、かれこれ10日もロシアに滞在してるので、少ししょくしょう気味、との複雑の思い出を抱きながら、いよいよ、明日はヘルシンキに向かいます。
9月20日、ホテルで手配してもらった白タクでフィンランド駅に、ヘルシンキ行きの国際列車"Alegro783号"、11:30発、約3時間の旅です。
明日はヘルシンキの様子を報告します。



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