前を向いて歩こう

 何歳になっても、前を向いて歩いていきたいものだと思います。
 

中谷 巌さんの本と 日経ビジネスオンラインの記事 共に資本主義の将来について

2009年03月09日 20時56分40秒 | 
 中谷巌さんの本では、中谷さんはかつてアメリカで学びアメリカの中産階級の穏やかな豊

かさに憧れ、そこで学んだ資本主義の経済学を進める立場だったけれど、その中産

階級の穏やかな豊かさとは、中谷さんがアメリカで勉強する前の世代の資本主義の賜物

であって、現在の強者のための論理を強化するための資本主義では世界は幸せにな

れないのではないかと書いてあり、共感した。

 同時期に読んだ日経ビジネスオンラインの、2月に一番読まれた記事のランクに

現在の資本主義の危うさを書いた記事がはいっていた。

 どうやらアメリカには私たち日本人とは違う階級意識があるらしい。

 昔、どこかで読んだ言葉で「全体の幸福なしに個人の幸福はありえない。」

という意味の文があって心の底にあるのだが、出典はどこだろう。本当にそう思

う。

木と水は一体

2009年03月05日 10時03分45秒 | その他
 突然ですが、木と水は一体だと改めて実感したのでそれを書いておきたいと思い

ました。

 森が山が水がめであって、その木々を切ってしまうと、禿山になる、貯水機能が

なくなって洪水が起こりやすくなる。

 こういう趣旨の文章は小学校か中学校の国語の教科書にもでてきていましたが、

まさにそれをそうと実感する山崩れを身近に実感しました。

 大きな大きな、そう、「トトロ」に出てくるくすの木とまるで重なります。大きすぎ

て日陰を作り、暮らしにくかったところへ、隣県のお寺の柱にするからと、大きな

木を探していた業者の人々の話を受け、大きな切り株だけを残し、切り取られてい

きました。

 その後2~3年たち、大雨が続くある昼間、その木のそばに流れていた小川が湧

き出す山に沿って建てられていた家に土砂崩れがおき、その家には住めなくなった

のでした。

 大きな大きな木です。その木が吸い上げていた水分を山の地盤が蓄えきれなくな

ったのではないか、木がなくなったことと、土砂崩れは関係しているのではないか

と考えたことでした。