アンフェア

　　大きな部屋だったからか、大音響がびっくりするほどで、大画面で写されるグロテスクなシーンは、トイレに立とうかと思った

くらいでした。

　小中学生には見せられません。高校生でも自分の子には見せたくありません。

　私は、海外ドラマでまあ免疫があったので何とか持ちこたえたと思います。

　ではどこがいいかというと、主人公が正義感に燃えるところに惹かれるんですが、あそこまで不死身だともはや劇画で、

現実感はうすれますが、雪平はもはや人間離れしたヒーローでした。


　完全なフィクションなのか、もしあんなヒーローが実際にいるならば、知りたいです。

　
　犯人は、怪しいと思った人は「やっぱり、、、。」でした。

　


　辛口評価のようですが、まず退屈で寝るということはなく、刺激を求めるときにお薦めと思います。

コクリコ坂から

どの位この映画がよかったかというと、うちでは今、観てから1か月になりますが、

“海ちゃん朝ご飯”がブームになっている位、よかったです～。

海ちゃん朝ご飯”がどんなものかは、観てのお楽しみということで、

とっておきますね。

親しい、もっと言うと好きな人と観る映画だと

思います。

舞台設定が、昭和の始め頃で、説明的にお話が

進むわけではないので、お子様には⁇という部分

もあるとは思いますが、大切なものを大切にしてこう

というようなメッセージは、小さな子でも伝わる所は

伝わりそうです。
http://eiga.com/movie/55911/critic/01/

シャネル＆ ストラヴィンスキー

　　フランスの香りのするものを、、、と思って見ました。ストラヴィンスキー夫妻はロシア人です

が、、、。

女性がしっかりしているところが、フランス的でした。

一番印象に残ったのは、メイキングの、女優と男優、監督が話し合っているところでした。

女優のはっきり話すところが、フランスぽかったです。

書いていて、何とお気楽な自分だという気がしてきました。

新鮮さを日常に吹き込みたいときにいい映画かと思われます。

　

　忘れていました。見たとき最初にインパクトがあったのは、舞台のシーンです。ストラヴィンスキ

ーの新作が会場を混乱（賞賛と罵声）におとしいれた描写。チャレンジするところが、芸術家だなあ

と。事実に忠実に再現された舞台と客席の様子だそうで、あの舞台を見るだけでもこの映画を見る価

値があると思いました。思わぬところでいいもの見ーつけたという感じでしょうか。

サウスポイント ｂｙよしもとばなな

　久しぶりにこの作者の本を読んだけれど、やはり読後の満足感というか、そういうものは、

変わらないなあと思った。

　表面のことを書いてないというか、日常誰でも経験することが、深いこととつながって書かれてい

るというか、外国でもこの作者が人気ということは、全人類に通じることが書かれているんだろうな

あ。

　深いところで人とつながれるっていいなあと思う。

　

　そんな作者の公式サイトをひらいてみると、日記には、現実の生活の困難が書いてある。現実って

大変だ。生きてる限り、免れないのかなあ。若いと大変なのかなあ。いや年取っても、大変そうだ。



　ハワイのことはよく知らないが、ハワイの一番いいところ、エッセンスをこの本で知り、感じるこ

とができた気がした。

アリスインワンダーランド

　まず、最初のガーデンパーティの衣裳がすてきなのです！

色が統一されていて、トーンというのかな？、オーガンジーのような質感の衣裳たち、

これを見ただけで、このDVD借りてきてよかった！と思えたのでした。

　主人公の娘のきれいなこと、少し、グイネス＝パルトロウに似てるかな、憧れの顔で

す。

　ワンダーランドへ、、、のくだりは、チョコレート工場を思い出しました。

話の流れの中で、美しくない人は性格も悪いのか、という疑問は感じましたが、映像の凝

っていることを楽しむことだけに、意識を集中することにしました。


　振り返って、やはり、一番素敵なのは、最初の野外パーティの場面でした。

　

イルポスティーノ

　音楽で引き込まれて、借りました。大好きな音楽です。

話もすごくよかった！！！としかいえません。

どこがよかったって、人と人との交流、とか、うまく言葉にできませんが、

よかった、よかったです。泣けます！


　主役の人は、心臓の病気で、クランクアップ後間もなく亡くなったということも

知ってて見たので余計、具合悪そうなところがぐっときたのかもしれません。

ハッピーフライト

　なんて、タイムリーなときに見たのでしょう！

航空関係のニュースが多くて、この映画のことばかり思い出してしまいました。

ウォーターボーイズの監督作品とのことで、ほんとよくできています。笑わせられ、感心

させられ、、、。

説明っぽくなく、パイロットはああやってしゃべるんだ、とか航空管制官やキャビンアテ

ンダントの仕事の雰囲気がよくわかりました。



　少し若い世代の人向けかな、という気がするところは、ところどころありましたが、

全体に楽しめました。

ツリーオブライフ

　　どうしてもその日見たかったので、少し始まっていたが、ええいっと入場したところ

ちょうど大事な場面（直接そうとは言わず大事な出来事が起こったことを、視聴者の想像

力に訴えてた場面）で、ひらに、ひらにご容赦～という感じで、腰を最大限に折り曲げて

小走りで入りました。


　　主人公の子どもの表情、というか演技が、迫真に迫っており、ひきこまれました。

印象に残った映像はこれ、というひとつではなく、撮り方といいますか、手ひとつとるの

でも横顔をとるのでも、自然で、これを実際はごくまじかでカメラの人が構えてるのとは

とても思えない、自然な、自然な画というのに、感心しました。


　　この母役、妻役の女の人はこのあと、現実の自分に戻っているんだろうか、うつ病に

ならなかったかな、と心配になるくらい入り込んでいるなあと感じました。


　　きれいな、映画でした。落ち着いてみられる、大人の、映画でした。監督に思いをは

せるというか、監督のことを考えなくてはおれない、主張のある映画だなあと思いまし

た。


　　それから、ショーン＝ペンってこんなにかっこいい人だったんだ！と思いました。