人には物語が必要です。
物語は人を癒してくれます。
ということで、物語を探していました。
TVで取り上げられていた、本屋大賞の「羊と鋼の森」。
は図書館になく、この作者の本で1冊だけあった、「メロディフェア」を
借りました。
するとこの本が、ピンときすぎで、号泣、一気読みです。
仕事を通じて成長する主人公、挫折している幼なじみ、通じ合っていないわけではない
けれど反発してくる妹。
語り口が重くなく、暗くなく、知らぬ間に笑って泣いてます。
言葉の返し方で、こうありたいと思ったのが、主人公の母親が、娘の幼なじみに
「世界征服は、どう?」ときくところ。
こんな知恵のある母でありたいものだ。