前を向いて歩こう

 何歳になっても、前を向いて歩いていきたいものだと思います。
 

フィンランドの教育

2009年07月21日 18時51分02秒 | 
 1.オッリペッカ・ヘイノネン「学力世界一」がもたらすもの。
 
 29歳で日本で言う文部大臣、教育大臣になり、PISA(OECDが行う新学力

テスト)で世界最上位の成績を、2000年、2003年、2006年とあげている、フィンラ

ンドのオッリペッカ・ヘイノネンへのインタビュー。教育の機会平等、質を高める

哲学は立派でした。

 2.フィンランドの理科教育

 教材がすばらしい。内容が高度。

 3.フィンランド・メソッド入門

 筆者は外交官をやめて日本の教育に、貢献したいと国語科教諭になった人物。

簡単に、見やすくまとめてありました。

続明暗、私小説

2009年07月19日 05時33分16秒 | 
 水村美苗氏の、2冊を読んだのは、1ヶ月ほど前か。記録を怠っていた。

日本語のほろびるとき、は予約多数でまだ読めていない。私小説では、12歳で父親

の仕事の都合でUSAニューヨーク周辺で暮らすことになった作者の実体験ではと

思われるお話が、妹とのやりとりを主にして綴られる。人種差別を肌に感じながら

もエリートコースを進む姉と、やや壊れてしまった妹の電話での会話で、どうやっ

て食べていくか、生きていくかという悩みが赤裸々に描かれていて、ひきつけられ

た。

 続明暗は、夏目漱石の作品の続編ということを試みて書かれているそうで、

浮気する男性主人公の妻の自意識の高さから、自殺するのではないかとはらはらさ

せられ、しかし自殺はせず生きていくのだというクライマックスが、私が言うのも

おかしいが良く書いてあって一気に読んだ。