前を向いて歩こう

 何歳になっても、前を向いて歩いていきたいものだと思います。
 

発達障害のいまby 杉山登志郎

2013年08月29日 10時18分36秒 | 

  発達凸凹という言葉は、こちらの本が初出だったかもしれません。

前回ブログ掲載の本と平行して読んだので混同してしまったようです。

 

 大変わかりやすくいい言葉、、、。

 

なぜ増えているのかの推測もこちらの本のほうでされていました。

 

 

 

「世界」のほうが、2000年だったので、11年たって、「いま」 です。

 

 視覚優位の子どもたちへの教材例(p73)、未診断の大人の発達凸凹の人には代償行為

で、例えば片付けの苦手だった人がそれを克服しようとして、整理魔になるのみならず

人に強いるようになるといったような、逆の行動がみられることや、フラッシュバックに効く漢

方薬(p248)があることなど、さらに進んだ内容が読めました。


発達障害の豊かな世界by 杉山登志郎

2013年08月26日 16時51分17秒 | 

 主にアメリカ、イギリスにおける発達障害がみつけられてきた歴史や

精神科医の著者の1000を超える症例をもとに、解説される発達障害の世界。

 だんだん増えている、ということから、遺伝病ではなく(そこらへんの解説は、本でしてありま

す)、環境によってスイッチが入り、脳に器質的な変化を起こすのではないか、など、納得でき

る考えが、書かれていました。

 そのほかにも、うなづける点が多数。

① 発達凸凹ととらえ、発達障害ということばは、出来れば使いたくない。

② 2E( twice-exceptional)、二重に例外的な子どもの教育プログラムが、アメリカイギリス

にはある。

③子どもへの虐待を減らす対策が発達障害に対して有効なのに、日本では無策に等しい。

 

  心に残ったエピソードは、 残念な例として、窃盗を繰り返した末、自殺した発達障害の

青年の話です。子どものころから、診ていたのでした。

  当然ですが、青年の精神科医の著者への態度と、両親や学校などの身近な社会への態

度が違うのです。

  著者には普通に接することが出来ていた。死ぬ前に「先生、私はどうすればいいのでしょ

うか。」ときいていたそうです。

  せつなくなる話でした。

 

 


独学という道もある by柳川範之

2013年08月09日 07時27分11秒 | 

 

  帰国子女だった筆者は大検に合格したあと、大学の通信制で、夏休みのスクーリング

で集中的に勉強したりしながら、大学院、アメリカの大学へ留学と進んでいきます。

  そのまま順調に学問の道へと、、、。

 

 大検(今は高校認定試験)を経て、学問の道を極めることは、このようにしてできるという

お話でしたが、個人の資質が大きいのかな、ただ可能性は0ではないのだな、という感想で

す。

 自分のことを見極めるということが、まず大切なようです。

 

 


もっと自分中心でうまくいく by 石原加受子

2013年08月08日 18時51分37秒 | 

 引き寄せの法則、

 ほしいなと思っていたものをおくりものでもらう

 あのひとどうしてるかな、と思った人から連絡が入る

 などは、ごくふつうのことだそうで、

安心しました。

 

 自分中心と他者中心では、自分の気持ちを本当に優先することで

幸せになれる、ということが、例を尽くして、解説してあり、恐れを乗り越えて

自分中心で生きてみよう、と思わせられました。