ロシア語通訳として有名で、週末の情報番組のコメンテーターだった米原万理さんのノンフィクション。
絶賛の書評はみていましたが、本当に素晴らしかったです。
このような生まれ、育ちの方だ(共産主義の偉いお父さんについて、小学生くらいからの多感な時期を旧チェコ
スロバキア、プラハのソヴィエト学校で同じような共産主義の上層部の親を持つ少女たちと学び遊んで過ごし、
日本に戻ってからも体制上、就職が決まりにくいこともあって東京大学の院で学んで、ロシア語通訳として活躍)
というのも詳しくは初めて知りましたが、短く言うとそのような来歴なのを、詳しくお話して
もらうとは、こういうことか、と納得、感動の体験でした。
3人の親しい個性豊かな友人との再会のお話なのですが、その内容が非常に濃く、10ページおきくらいに、ため
息をついていたような気がします。一度に読める興味深さにもかかわらず、その内容の衝撃が頭の中でぐるぐる回
るために「今日はこれで十分、続きは明日にとっておこう。」と思わせるほどでした。何しろ、人が死んでいくの
です。この読みやすい面白く書き方と、内容の重さのギャップ、、、。
こういう世界のこと、知っていたほうがいいような気がします。
続けて読んでみたいのはこちらです。
絶賛の書評はみていましたが、本当に素晴らしかったです。
このような生まれ、育ちの方だ(共産主義の偉いお父さんについて、小学生くらいからの多感な時期を旧チェコ
スロバキア、プラハのソヴィエト学校で同じような共産主義の上層部の親を持つ少女たちと学び遊んで過ごし、
日本に戻ってからも体制上、就職が決まりにくいこともあって東京大学の院で学んで、ロシア語通訳として活躍)
というのも詳しくは初めて知りましたが、短く言うとそのような来歴なのを、詳しくお話して
もらうとは、こういうことか、と納得、感動の体験でした。
3人の親しい個性豊かな友人との再会のお話なのですが、その内容が非常に濃く、10ページおきくらいに、ため
息をついていたような気がします。一度に読める興味深さにもかかわらず、その内容の衝撃が頭の中でぐるぐる回
るために「今日はこれで十分、続きは明日にとっておこう。」と思わせるほどでした。何しろ、人が死んでいくの
です。この読みやすい面白く書き方と、内容の重さのギャップ、、、。
こういう世界のこと、知っていたほうがいいような気がします。
続けて読んでみたいのはこちらです。