映画評論家の小森和子さんの口癖は、
「私の初体験の男性は、慶応ボーイだったのよ」
というものです。
この自慢話を知っている人はたくさんいるでしょう。
だって本人が言いふらすわけですから、
広まるのは当然です。
浅香光代さんの口癖は、
「私の愛人は、副総理だったの」
というものです。
この自慢話も知っている人はたくさんいるでしょう。
だって本人が言いふらすわけですから、
広まるのは当然です。
アメリカではこういう話は、
「Kiss and Tell」と言われていて、
あまりにも無数にあります。
あのモニカ・ルウィンスキーさんの「Kiss and Tell」は、
ビル・クリントン大統領も、心底、驚いたでしょう。
これらの「暴露話」は、
National Enquirerなど大衆雑誌の格好のネタであり、
日本でも、文春や新潮や週刊女性の「18番(オハコ)」です。
こういう記事を書き続けて、
文春や新潮や週刊女性の経営は、成り立っているわけです、ハイ。
ただ、このような自慢話は、
他人から見るとウザいのです。
だって、結局、有名人とのセックスを自慢しているわけですからね。
じゃあ、どうするか?
そう。
女性たちは、わざと「ひどい目に遭ったのよ」
という風に脚色します。
つまり「有名人とセックスした」だと読者の反感を買うので、
「私は確かにセックスはしたけれど、ホントにひどい目に遭ったんです。
苦労しました。ふっ~」
という苦労話に、でっちあげるわけです。
すると読者も、「ああ、この女性はひどい目に遭ったんだ。
可哀そうな人なんだ」
と騙され、雑誌も売れるし、
結局は、その女性にとっても、
「有名人との性交自慢心」も満たされるわけです。
めでたしめでたし・・・です。
宇野総理を告発した女性も、本人は絶対に否定するでしょうが、
結局は、「私は総理に、直々に選ばれた女性なのよ。どやねん!」
ということを言いたかったんでしょう。
(そう。女性は自分自身も騙しているのです)
さて山口敬之という男は、慶応卒でイケメン。
TBSの有名プロデューサーで、ワシントン支局長。
となると、彼のような上級国民とセックスして、
「Kiss and Tell」で、自慢したい女性は
日本国中に、無数にいることでしょう。
でも、その自慢話をしたんじゃ、
他人はウザいので、
わざと「ホントにひどい目に遭ったのよ」と脚色する女性も、
中には、いるかもしれません。
女性心理は、何とも面白いもんですね。
俺たちは、くれぐれも騙されないようにしたいもんです。
今後とも、女性たちの「不幸を装った性交自慢話」は、
無数に、そして永遠に、週刊誌を賑わすことでしょう。
しかも週刊誌は、よく売れるように、うまく脚色するでしょう。
読者の嫉妬心をかいくぐりながら・・・
嫉妬されたら、もう、その雑誌は売れませんから。