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古今東西のアートのお話をしよう

松岡美術館と松濤美術館 ぐるっとパス利用

連日の猛暑でエアコン部屋に
引きこもり状態… 
これはいかんと、”ぐるっとパス“を購入して、美術館へ
ギラギラの太陽、白銀台プラチナ通り、いちょう並木の木陰を選んで「松岡美術館」へ
ギリシャ・ローマ彫刻

エジプトの部屋
仏像の部屋 
ガンダーラ仏像
ヒンドゥー仏
2階の展示室
“モネ、ルノワール 印象派の光”へ
クロード・モネ サン=アドレスの断崖 1867年

ルイ・ヴァルタ 水浴の女たち
1910年

ルノワール ローヌの腕に飛び込むソーヌ 1915年
ポール・シニャック オレンジを積み込んだ船、マルセイユ 1923年

外は灼熱の現実…
”鰻“を欲する、美術館近くの
『うなぎ藤田』へ
何年ぶりかに暖簾をくぐる
『うなぎ藤田』は浜松本店の老舗
白金店はビルの3階

ビール、漬物、鰻重

ん・・・
あれ?! 短い鰻が3枚…
牛丼屋の鰻みたい… うな串?
こんなんじゃなかったはず…

痩せた、薄い鰻で、上品なタレが
マイナスに働き、鰻を食べたという満足感なし、コスパの悪さが際立つ
★★☆☆☆

どうしたんだろう・・・
これでは客は来ないし、東京では
無理ですね、残念 ಠಿ⁠_⁠ಠ
ビールが一番旨かった…

気持ちを切り替えて、渋谷へ
「松濤文化村ストリート」の街路樹は百日紅(さるすべり)
円山町のラブボ街の下、『あなたを信じる』という花言葉の百日紅が赤く燃えている

松濤美術館は『異性装の日本史』など、エキセントリックな企画展を開催していますが、今回は『私たちは何者? ボーダレス・ドールズ』

(展覧会は写真撮影禁止のため、写真はネット画像を借用しました)
吉村利三郎 生人形 松江の処刑
昭和6年頃(1931)

江戸時代後期、”松江“は、大洲藩(愛媛県南部)の藩士の娘に生まれたが、父が訳あって浪人となり剣術道場を開いていた。道場に通う男が松江に惚れ、しつこく付きまとっていた。ある日、父の留守中、男が家に押入り松江に乱暴しようと、揉み合い、松江は脇差で男を刺殺した。松江は父に介錯を願い、父は娘の首をはねた。松江18歳、文化10年(1813)の史実。

左:安本亀八《生人形 束髪立姿 明治 令嬢体[頭部のみ]》明治40年(1907年)
右手前:安本亀八《生人形 源平時代大将体立姿[頭部のみ]》明治時代・20世紀 
右奥:《生人形 源平時代侍体坐像[頭部のみ]》明治時代・20世紀 

安本亀八(三代) 生人形 徳川時代花見上臈 明治時代・20世紀
村上隆  Ko²ちゃん(Project Ko²)1/5原型制作 BOME(海洋堂)1997年 

四谷シモン 解剖学の少年 昭和58年(1983)

このゾーンの一角に、今は無き佐賀の『嬉野武雄観光秘宝館』の蝋人形“有明夫人”が展示してあり、これが銘品で生人形、ラブドール以上に美しいのです。今は、秘宝館の歴史を研究している東北大学の教授の個人所有らしい(ネット情報?)

ネット画像のためよくわかりませんが、かなり実力のある造形作家の作品です。

”ぐるっとパス“を利用した入場フリーの展覧会を楽しみました
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