古今東西のアートのお話をしよう

日本美術・西洋美術・映画・文学などについて書いています。

メジャーリーグ開幕戦 二刀流大谷翔平

2023-03-31 13:48:26 | スポーツ

WBC優勝の余韻冷めやらぬうちに、大谷翔平はメジャーリーグ開幕

アスレティック戦

開幕投手で3番!!




先に試合があったレッドソックス

吉田正尚、チームは敗れたものの

4番レフトで先発出場、

4打数2安打1打点の活躍


レッドソックス 吉田正尚




エンゼルス対
アスレティック戦


大谷翔平を見つめる、
アスレティック藤浪晋太郎
甲子園でも戦った同学年、
明後日先発予定
バッター大谷と対戦する


ピッチャー大谷は6回93球、
無失点、被安打2、四死球3、
奪三振10の好投


バッター大谷は3打席1安打1四球



アスレティック2対1エンゼルス
で惜しくも敗れる、ピッチャー大谷には勝敗つかず





花曇りとうなぎ

2023-03-29 21:47:55 | グルメ

文京区関口にある“江戸川公園”、
名前の由来はこうだ。
(現在の江戸川は江戸川区と千葉県市川市を流れる利根川の分流の名称)

『江戸川公園周辺の神田川は、江戸時代には御留川(おとめがわ)と呼ばれ、その後昭和40年(1965年)までは江戸川と呼ばれていました。
江戸川と呼ばれていた明治17年(1884年)頃、旧西江戸川町の大海原氏が自宅前の土手に桜の木を植えました。それがもとで、石切橋から大曲まで、約500メートルの両岸にソメイヨシノなどの桜が多いときで241本あり、桜の名所となり新小金井といわれ夜桜見物の船も出て賑わっていました。』文京区HPより





神田川の上には「椿山荘」の建物



江戸時代神田川の改修工事に参画した松尾芭蕉が住んでいた“関口芭蕉庵”その先には肥後細川庭園



時間があれば、椿山荘、肥後細川庭園も鑑賞できる


目黒川の賑やかさはなく、
花見客もちらほら、しっとりした
散歩ができます




江戸時代、神田川でも天然うなぎが多く採れたらしい
うなぎは桶に入れて保管するため、豊富な水がある神田川沿いにはうなぎの名店が今でも多い


今日は、天保6年(1835)創業の“はし本”にしました




一階椅子席には大津絵がかかっています
店内にはジャマにならないジャズが流れています



突出しに“わさび葉” これだけていけます
肝焼きとともに、ビールと愛する富山の銘酒 “満寿泉” うなぎにも合います



江戸前らしい盛付け、漬物の盛り合わせ
うなぎ屋の善し悪しは漬物で分かります、鮮度、塩加減いいです、特に奈良漬けは上物




“骨” ゼンマイ状のフォルムが楽しい



“う巻き” (写真はネット画像借用)
この日のう巻きは、卵焼きに出汁が多すぎ鰻の味を殺していた



ボケボケ写真💦 “白焼き”柔らか過ぎない上品な味、塩と山葵



うな重これもネット画像、なぜなら来た途端に、箸をつけて写真を撮り忘れました(⁠・⁠o⁠・⁠;⁠)


さっぱりしたタレで食が進む、うなぎはしっかりした食感が残り上品な味



★★★★✮

料理、酒、店の雰囲気、接客、
コストパフォーマンス
お勧めします






帽子のゆくえ 大谷翔平

2023-03-25 01:35:22 | スポーツ

準決勝メキシコ戦で逆転劇のきっかけになった
9回裏 5対4の1点ビハインド
先頭打者大谷翔平、初対戦ピッチャーの初球をツーベースヒット、激走中にヘルメットを自ら投げ捨てる

これは2塁、3塁まで走るにはヘルメットがジャマだと感じた反射的動作



 決勝戦アメリカ 
9回表 米国2対3日本





ピッチャー大谷が最後のバッター、トラウトから三振を奪い勝利

勝利した大谷はマウンドから、
雄たけびをあげながら

グローブを、帽子を
飛ばす!!

グローブ、帽子は
どこにいった?!



https://twitter.com/mathieson_scott/status/1638399213250793472?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1638399213250793472%7Ctwgr%5Ed9bb1f641b1713dbcb76bca6fde3dc8a1bb708e0%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fthe-ans.jp%2Fwbc%2F311387%2F2%2F

【ネット動画より借用】
元巨人軍助っ人のTwitter



よく見ると、大谷翔平が投げたグローブと帽子は日本チームのベンチ側

三塁線を越えたところに並んで、正しく落ちている!!

まるで、次の瞬間のチームメイトのモミクチャから避難させたように



大谷翔平は、「決勝のクローザーで投げているところ」をイメージしていたらしく


マウンドからグローブと帽子を投げる姿も描いていたのだろう


つまり、

予定したパフォーマンス



大谷翔平は野球の神に

違いない



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小説 “黄色い写真” 川上未映子

2023-03-24 11:51:37 | 本(レビュー感想)



宣伝のため黄色の服を着た川上未映子、“あのちゃん”かと思った…


あらすじは、(ネット記事より)
『2020年春、伊藤花はニュース記事に吉川黄美子の名前を見つけ、20年前のあの日々を思い出す。中学生だった花は、スナックで働く母親と古く小さな文化住宅で暮らしていた。15歳の夏、母の友人である黄美子と出会う。高校卒業を前に、貯めたバイト代を母の元恋人に盗られた花は家を飛び出し、「黄色い家」で黄美子、加藤蘭、玉森桃子と暮らしはじめた。少女たちは生きるため、いつしか犯罪に手を染めていくが、歪んだ共同生活はある事件をきっかけに瓦解へ向かい……』

“黄色い家”は、川上未映子初めての「読売新聞」連載小説です
2021年7月から2022年10月まで掲載されています
話のテーマは“夏物語”で予告された(主人公は小説家)「犯罪」で、1992年3月に施行された「暴対法」の数年後、偽造キャシュカード、偽造クレジットカードによる「カード詐欺」の“出し子”になった少女たちの物語です

“ヘヴン”が、イジメを題材にした哲学的小説 “すべて真夜中の恋人たち”は、アラフォー女性の仕事と恋愛に関する詩的表現 “夏物語”は、人間の生殖、生命の意味を問う壮大なテーマという前3作に比べると、「カード詐欺」に加担する少女と取り巻く大人という設定はなんとも卑近で浅薄で、そこからジャン・ジュネの“泥棒日記”にように、自己を客体化し人間存在の闇を深掘りしようというも意志も感じられない

それに、キャシュカード、クレジットカードを取り巻く環境は、90年代半ばからインターネット、Eコマース、スマートフォンの出現で様変わりしており、デジタルテクノロジーの陳腐化は小説のモチーフとなるには致命的である


★★★☆☆

残念ながら “夏物語” “すべて真夜中の恋人たち” “ヘヴン”とは比較出来ません

伊藤花の一人称で語られる物語は、読者に共感されない違和感をギャグとして表現したかったのあろうが、成功しなかったようだ


【参考】ネット画像

金持ちの家出娘“玉森桃子”が実家から持ち出した“クリスチャン・ラッセン”の絵は、この時代、フェイクを描く「黄色い家」の象徴なのだろう



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下の3冊は推します




2023年は“大谷翔平のWBCだった”

2023-03-23 05:06:55 | 日記風&ささやかな思索・批評カテゴリー

   準決勝 メキシコ戦

7回裏 吉田正尚の同点スリーランホームラン

9回裏 5対4の1点ビハインド
先頭打者大谷翔平、初対戦ピッチャーの初球をツーベースヒット、激走中にヘルメットを自ら投げ捨てる

ほめられたプレイではないが、大谷翔平の勝利への執念が出た驚くべき動作
走り出すと、点が入る二塁に、さらに三塁へ、到達するため、“ジャマなヘルメットを飛ばす”ことを瞬時に、選択し、反応したように見えた

2塁で“カモーン!!カモーン!!”と吠えて、味方(続く打者)を鼓舞する

吉田が四球を選び
覚醒した村上宗隆が逆転のサヨナラ2点タイムリーヒット
大谷のドーパミンが
村上に火をつけた
今大会一の名場面

逆転サヨナラ勝ち!!


決勝 アメリカ対日本


日本は大谷が日の丸を、
アメリカはトラウトが星条旗
を掲げて入場

二人はエンゼルス(メジャーリーグ)のチームメイトでMVP受賞者

2回村上ソロホームラン

4回岡本ソロホームラン


8回表
ダルビッシュ有 1失点
アメリカ2対3日本

9回表
ピッチャー大谷翔平
ダブルプレーツーアウト
最後のバッターは
マイク・トラウト


三振ゲームセット


2023 WBC 優勝!!


栗山監督の選手を信頼する我慢の起用方法、吉田正尚はじめNLB主力打者のめざましい活躍、若く優秀なピッチャーと彼らをまとめたダルビッシュ有の存在、投打で野球小僧に戻ってチームを鼓舞するメジャーMVP大谷翔平、チームが一丸となって勝ち取った優勝だ!!


そして未来では、
2023年は“大谷翔平のWBC”だったと云われるでしょう


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