山形弦楽四重奏団 ブログ

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山形Q 練習日誌54-Vol.8(今井記)

2014-12-09 23:45:36 | 練習日誌
 朝起きるのが辛くなってきた今日この頃です。先日降った雪が早くも根雪になってしまったらどうしようかと思いましたが、幸い溶けてくれて一安心。しかしこういう変わり目、そして忙しい師走となれば体調も崩し易い時です。我々も十分気をつけますが、どうぞ皆様もご自愛下さいませ。

 本日の練習は、手薄だった定期のハイドンOp.33-1から。ハイドンのようなシンプルな譜面は、こちらの技量が厳しく問われるところなので、本当に難しいです。ロマン派の作曲家の方が書き込みも饒舌なので、とっかかり易いとも言えます。ハイドンは自由度が高い反面、うっかりやりすぎるとわざとらしさが鼻につき、ユーモアを通り越して下品になったりもします。そういうさじ加減も含めて悩んでいると、陰からハイドン様がニヤニヤ笑っているような。。。でも彼なら、ああでもない、こうでもないと試行錯誤を重ねてたどりついた演奏は面白がってくれるはず!そういう懐の深さがまた、彼の魅力的なところです。

 残りは駆け足で依頼演奏のリハーサル。ベートーヴェン0p.18の緩徐楽章集です。
 もともとテンポ感が緩いのが私の悪いクセなのですが、殊にこういう緩徐楽章ばかりになると、その欠点が顕著に出てしまいます。アダージョでもメロディを運ぶラインの流れは不可欠ですし、con moto感が要求される所は、大抵内声がそのエンジン役を負わされています。本番までもう少し研究して臨まなければ。

 今週は山響定期もあり、連日の本番となります。休養、、、はあまりできないかもしれませんが、しっかり栄養をとって、寒さに負けない体力をつけたいと思います。

 ~チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動しています。~
 ただいま 3 箇所

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