山形弦楽四重奏団 ブログ

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山形Q 練習日誌54-Vol.3(今井記)

2014-11-07 23:03:33 | 練習日誌
 今日の練習は、いつもと一味違ったセカンドヴァイオリン。メンバーが替わった、、、わけではありません。楽器が違ったのです。勿論新たに楽器を購入する資金があるはずもなく、何があったといえば、腕を故障した私を可哀想に思って倉田氏がお見舞いに下さった、、、のではなく、より一層のカルテットのレベルアップを期待しつつ貸して下さったのでした。感謝!!
 
 しかしながら、ヴァイオリンがかわり、様々な良い効果に感激しつつも、弾き手の腕が上がったわけではなく(当たり前ですね)。むしろ楽器が良いだけに、あまりに自分の出来ていないところがあからさまになり恥ずかしいことこの上なし。コレはあまりに申し訳なさすぎる。。。もしやこうなることも折り込み済みで倉田さんは貸してくださったのか???何にしてもしっかり勉強しないことにはお話になりません。

 さて、今日はハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの順に練習。難関・ベートーヴェンに時間をかけたかったので、ハイドンとモーツァルトは軽く感じを掴む程度に。しかし細かい打ち合わせに踏み込まずとも、お互いの作り方を意識しながら、それぞれに設計図を描けて来ている感じがします。

 問題はベートーヴェン。何しろ全体像の把握が大変。もう目の前の一歩に気を取られ過ぎて、完全に山の姿を見失っているセカンドヴァイオリンが何度カルテットを遭難の憂き目に合わせてしまったことか。。。穴があったら入りたいとはまさにこのこと。ホントに登山だったら今頃みんな凍死でございます。辛抱強く丁寧に合わせ直してくださるメンバーの愛のお陰で、山の姿がようやく見えて参りましたが、次回はもっと地図を深く読み込んでこなければと、深く深く反省したのでした。

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