山形弦楽四重奏団 ブログ

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山形Q 練習日誌61-vol.11(倉田記)

2016-10-11 23:59:59 | 練習日誌
 昨日の出羽三山参詣のありがたい恩恵を思い出しながら、私が練習場に到着した頃には、既に強化練習が始まっていました。

 時には、外から聞いているとド直球だったり、少々辛辣な言葉が飛び交いますが、それもお互いの強化〜ひいては団体としての強化のためには必要なことなんだろうと思っています。この団体の良いところは、練習でなぁなぁにしない、お互いへの厳しさ、少しゆがんだ言い方をすれば、自分には甘いけど他人には超厳しいのが特徴です。自分がまずいところは、自己解決するから触らないでね、でも他の人の演奏には自分の理想をたたきつけるのです。別に悪いと言っているのではなくて、それで次の練習までに自分を見つめ直してくればいいわけですから、それで今のところ上手くいっています。そして、何度かの練習の時に同じよう(な事で)に他メンバーから同じような事でキレられるのは、少しお互いに恥ずかしいと思っています。練習でも楽しくではなくて、緊張感が走るのは慣れたので、個人的には好きです。笑。

 さて、4人そろったところで、J.S.バッハのフーガの技法。クァルテットの強化のために行っていて、発表する予定はないのですが、だんだんお互いへの要求が高くなってきています。そして、上手くいった時は、数年前には考えられなかったような音が出来上がるので、少しはレヴェルアップしてきたかなと思っていますが、まだまだ続けます。

 チョイと休憩後は、ハイドン Op.55-1、シューベルト D46です。

 曲を止めて、解釈の確認、新たな提案、そしてしつこく繰り返し、自然な演奏にしてゆきます。そして音程あわせ、ゆっくりやったり、違うボウイングを試してみたり、やる事がどんどん多様化しているので、簡単でシンプルな曲がどんどん命を吹き込まれてゆきます。演奏する方はやる事が増えるので、一音たりとも気が抜けなくなります。

 いつもの通常練習風景でした。次回くらいからクラ五を5人で練習できるかも・・・。楽しみ。

~チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動しています。~
 ただいま30箇所及び山形市内公民館

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