みなさんこんにちは。
この度 弊社試聴機のプリメインアンプを更新しました。
今まで試聴機として長年使ってきた、DENON社製 PMA-2000Ⅲも発売が2000年だから17年目!
特別に不具合が出ているわけでもありませんが、試聴用としてある特定のアンプばかりでは
弊社スピーカーシステムとマッチングが取れているのかどうか?と思うようになり、数種のアンプを使って見ようと。
それにあたり色々と情報収集と試聴を繰り返して、今回 マランツ社製の「PM-14S1」を導入しました。
実は、昨年の末に導入していたのですがエージングやセッティング、
そして弊社のオーディオルームの空気になじんできた(←これも重要)ので当blogにてご報告。
さて肝心の音ですが、2000Ⅲと比べて 音像がシャープになったこと、それとセンターからスピーカーの裏側を回り込み外側への広がり感がスピーカーの幅一つ分位大きくなりました。
ここでスピーカーの裏側からの広がり(音場)と表現したのも、奥行を上手く表現できるアンプの様で、ホール感などが上手く出せる事がトピックスの一つ。
そしてもう一つのトピックスが高域の表現、いままで少し暴れるような感じのあったソフトも上手く抑え込んで(決してレベルダウンとかではない)
柔らかく角を取って、ザラザラしたソースも上手くベールを巻いて ほんの少し丸く表現してくれている感じです。
同じソースで聴き比べをして 今現在はこんな感じにのインプレッションです。
これからどんどんとエージングが進むのと「PM-14S1」のキャラクターを上手く引き出せるセティングを見つければと思うとこれから期待大です。
2000Ⅲは、ドシッと地中深く根を張った大樹のように、センターも大きく張り出してボーカルは「前に前に」出てきて、高域がほんの少し大味な表現(これはこれで このアンプのキャラ)でしたので
「アンプでこんなに変わるんだ~。」ていうのがスピーカーを作っている身からすると正直なところ。
でも今回のプリメインアンプ更新にあたり、どちらが良いかとか悪いとかではなく、しいて言うなら「どちらが好み」の問題になるのではないでしょうか。
導入前は期待とちょっとした不安もありましたが、導入して数か月が経ち 今は導入前の不安など雲散霧消。
これから試聴機としてバンバン活躍してもらいます。
是非、弊社オーディオルームにお出かけください。
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