みなさんこんにちは。
今回は 誠文堂新光社さんの「MJ無線と実験」に掲載されたご連絡。
p111の小澤隆久先生のコーナーにて氏の設計された、
バックロードホーンシステム2機種と弊社製バックロードホーンを深く計測しながら聴き比べを行った記事に纏まっています。
計測・試聴は10月18日に弊社工房内にて行いました。
小澤先生のテキパキとした計測で、当方も「なるほど~」と思うことばかり
計測グラフ(周波数特性等)だけでは、なかなか伝えられない所もありますが
音を有る条件下で可視化すると見えてくるところも有りますね。
これもfostex社のFE208-Solという良いユニットのおかげもあり、
弊社も出来る限り効率よく低域成分を引き伸ばせるように設計したつもりです。
名ユニットになる予感。
以下小澤先生のコメントを交えて音圧周波数特性とインピーダンス特性をご覧ください。
図下 インピーダンス特性(緑色)とユニット軸上1mの音圧周波数特性(黄色)
ホーンの低音域は、インピーダンス特性より38Hzまで伸びています。
音圧周波数特性は、一般的な使用状態(無響室とは違うという意味)で40Hz~20kHz(±5dB)になります。
大変優秀です。この図は1V入力での音圧なので、1mで1W入力の能率を読む場合中音域の音圧に+9dB加算するので、約100dB/m/Wになります。
図下 ユニット軸上1m(黄色)と3m(赤色)の音圧周波数特性
3mの音圧周波数特性の方が反射音の影響が強く出るものですが、測定した作業スペースが広いので影響が少なく、多少中音域の凸凹が強くなった程度です。
3mでも低音域が40Hzまで伸びていることが分かります。また、3mの測定は、見やすくするために実際の測定結果から-10dBで表示しています。
記事が気になる方は書店にGO!
近く20cmバックロードホーンのショッピングサイトを弊社websiteにアップロード致します。
もう少し深く弊社バックロードホーンを説明した内容にします お楽しみに!!
http://yamakoshimokkoubou.com/