OOD / BRIAN BROMBERG
言わずと知れた 「低音シリーズ」の名盤
ウッドベースを中心としてピアノ・ドラム心地良いバランスで数曲入るアルバム。
ジャズ風にまとめられて、じっくり聴く派からBGM風に聴くのも良し。
ベースが、力強く・優しく・切なく鳴るさまは お見事。いい感じ。弦が揺れる音だけでなくボディ全体が共振して搾り出す空気感も必聴。
オーディオ的なポイントは、何といってもベース(低域)のソリッド感。
ダンピングを効かせながらバランスよく鳴らすことが出来ればマル。
低音を余りタイトにしてしまうと面白みが半減。
かといってダラダラと引きずるように鳴らしてしまうと低音過多に陥りベースのリアル感が無くなってしまい「だらしない感じ」に聞こえてしまい奥が深~いソフトになります。
当方は、「これ上手く再生してみなさい。」と課題を出されている感じです。