宇江佐真理の『桜花を見た』を読んだ。『桜花を見た』は同名の作品をふくむ短編集で、『桜花を見た』、『別れ雲』、『酔いもせず』、『夷酋列像』、『シクシピリカ』の5編が掲載されている。いずれも平成10年~平成15年にかけて、「別冊文芸春秋」、「オール讀物」に掲載され、2004年に文芸春秋社から出版された。最後の『シクシピリカ』は、北海道の探検に命をかけた最上徳内に関する話である。確か択捉島が日本の領土であることを明確にした人物だったと記憶をしている。江戸時代末期の探検家の話を興味深く読んだ。
岩手県北部の洋野町大野にはまだ桜前線が到達していません。それでも、春を告げる花々が次々咲き始めています。大野道の駅の駐車場前の湿地には、ミズバショウの花が咲いています。中学生の頃は「夏が来れば思い出す」で始まる歌に「ミズバショウ」が出てきて、深山に咲くミズバショウにあこがれを持ったものだが、岩手県北部では、田んぼのまわりやちょっとした湿地にミズバショウは育っているから不思議なものだとおもう。
4月8日。おはようがんす。今朝はまた一段と冷え込みました。さすがに凍るまではいかなかったけれど、寒い朝でした。今日も田んぼで古材の処理。少し着込んでいかないとならないようです。
今朝妻は、塩マスを焼いて、コマツナと油揚げの辛し和え、卵の袋物(生卵を油揚げに入れて煮物にした)、サラダとタクワン。妻は7時30分から8時過ぎまで、街頭から朝のあいさつをするので、今は5時起床で朝食の準備をしています。晩御飯は私が4日、義妹が3日担当しているので、朝食は意地をはってつくっています。