東映映画『動乱』をDVDで視聴した。主演が高倉健、吉永小百合も出演している。『動乱』は226事件に決起した将校の姿を描いたものだ。映画では真剣に財閥や軍部とのトップの不正や汚染を批判していたと描いている。226事件が結局後に、軍部独裁を確立し戦争への道を歩まざるをえない入り口になったという批判は全くなかった。高倉健といい。吉永小百合といい、名優が顔をそろえていても、歴史の真実に向かい合うことはなかなか難しいことだと思う。
昨日の晩ご飯にコゴミの初物を出した。コゴミはシダ植物で食用になる山菜である。私の地域では天然ものは5月に入ってからになるので、種市の産直で買ったものはおそらくハウス栽培だと思う。スーパーでは1パック198円とかの値段がつくが、産直では量が倍以上入って140円だったので購入してきた。昨夜は白ごまとミソで和えて食べた。今朝は妻が黒ゴマで和えたものをつくった。いよいよ山菜の季節。田んぼのまわりに生えているタラボや、ナルコユリ、もちろんコゴミ、そしてフキ、色々な山菜を楽しみたいものだ。
立風書房の「池波正太郎短編コレクション」の内の1冊忍者小説集の『鬼火』を読んだ。この1冊には『黒幕』、『鳥居強右衛門』、『首』、『鬼火』、『霧の女』、『白い密使』、『戦陣眼鏡』、『槍の忠弥』、『寝返り寅松』の9編が掲載されている。解説の筒井ガンコ堂によると、池波正太郎はなくなる直前にフランスを題材にした『居酒屋B・O・T』という小説を書き始めていたらしいが未完に終わったという。そういった話ははじめて聞いたが、その創作意欲というものは素晴らしい。
今日4月21日は、いっせい地方選挙後半戦の内、町村長と町村会議員選挙の告示日である。本来であれば、わが洋野町も今日が告示日で、緊張した朝を迎えたのだろうが、4年前の東日本大震災の発災で延期され6月に実施される。岩手県では、軽米町、矢巾町、西和賀町の3つの町が告示となる。軽米町は、ベテランの古舘きちお氏が立候補される。西和賀町は前回議席を失っていて空白克服に元議員の高橋和子氏が挑まれる。2議席確保目指す矢巾町ともども全員当選・得票目標実現を願っている。
4月21日。おはようがんす。今朝は、昨日スーパーで6枚500円台で売っていた宗八ガレイを焼いて食べた。いつもは種市産直に出ている魚屋さんが出していれば買うのだが、昨日は種市にあるス―パーのものが思い切りやすかったので購入。4人家族なので残り2枚は冷凍にしておいた。食べる人が2人しかいない時に焼くか、あと2枚買ってきていっしょに焼くようにしないとならない。サラダダイコンをいただいたので、細切りにして塩をし、しんなりしたのに簡単酢で和えて食べたが、さっぱりしていて美味しい。