池波正太郎の『仕掛人・藤枝梅安』シリーズの第2作、『梅安蟻地獄』を読んだ。『春雪仕掛針』、『梅安蟻地獄』、『梅安初時雨』、『闇の大川橋』の4篇がおさめられている。医者宗伯と人違いをされ闇討ちを受けた翌日、梅安のもとに仕掛話が舞い込んだ。相手は蝋燭問屋伊豆屋長兵衛。宗伯とは因縁浅からぬ仲だ。彦次郎の手も借りて、長兵衛・宗伯の悪行を探り出し、梅安は地獄送りの針を研ぎ始める。『梅安蟻地獄』の中で小杉小十郎という浪人が登場し、以後梅安らと深いかかわりになる。いずれにしても、スリル満点の面白い話が続く。
4月12日。おはようがんす。今朝はすっきりとした晴れ!町議戦に向け、妻のリーフ、「民報ひろの」4月号外、赤旗号外などを届けながら、後援会員宅には後援会ニュースを配ろうと思う。今日は50㏄の「カブ」を引っ張り出して走ろうと思う。大学を卒業する直前、「赤旗」の配達員となって原付免許を取って最初に乗ったのも「カブ」である。今のは義父が乗っていたものだが、今は春~秋までのチラシ配布に使う程度だ。最初の頃は面白くてかなり遠出をしたこともあったが、50㏄ではあまり遠くにいくのには適さない。
今日の朝食には「キッカイソウ」が出た。いつもは3月に出回り、浜の方から売りに来るのだが、今年は姿を見なかった。妻が浜の方のお宅から頂いたものである。不漁のようで、これでお終いとのことだった。「キッカイソウ」というのは海藻なのだが、浜で蒸しあげて酢醤油、ポン酢などをつけて食用にする。いろいろ調べたが、正式名はいまだにわからない。久慈地域の沿岸でしか食べられていないらしい。