バタフライ
久米直子
ロサンゼルス五輪の年の3月2日
皮下脂肪の話
昨日の体脂肪、水泳実習の続きです。
今日は、海の実習。
千葉県・館山の海水浴場に4泊5日できつ~い実習です。
まず、能力別に1班から5班に分けられます。
子供の時から川や海で泳いでいた僕は、一斑に入れられました。
これがキツイ。
午前中は講義です。
一班は9時半から12時まで、沖合い200mで泳ぎながらの授業です。
2時間以上水に浸かっていると、真夏でも猛烈に寒いです。 かないません。
男子は全員唇が真っ青で、歯をガチガチと鳴らしています。
男子が寒さを訴えるのを聞いた教授は、女子に「大丈夫か?」と聞きます。
女子の答えは「大丈夫です」「平気です」「寒く無いです」。
一人として寒さを訴える者はいません。
何故こんな違いが出るかと言うと、男女の皮下脂肪の差なんです。
男子より多く持っている女子の皮下脂肪が、防寒の役割を果たしているのです。
多く持っていると言っても、この時の女子達は全員一流のアスリート。
引き締まった体をしています。
その僅かな男女の皮下脂肪の差で、寒さに対してのブロック効果がこんなに違って
来るのです。
雪山で生き残るのは女性です。
スポーツバカ親父
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