ロシアが暴走しています。プーチンが暴走しています。ロシア軍は今日(4日)、ウクライナ南部にある欧州最大級のザボロジェ原子力発電所を砲撃しました。原子力発電所を攻撃の対象にするなんて、なんという愚かな行為でしょう。まったくもって信じられない蛮行です。
今日の記事に使っているイラストも”いらすとや”さんのフリー素材を使わせていただいています
爆発すれば、チェルノブイリの10倍の被害が引き起こされるというザボロジェ原子力発電所への砲撃。「孫の世代にまで健康被害を及ぼす」どころか、「人類を滅亡させる」ことに繋がるトリガーになる可能性すらあります。まったくなんということでしょう。
幸い(と言っていいのかな?)火災は発電所の主要設備には影響せず、放射線量には変化はないそうですが、プーチンが「交渉に『核』をちらつかせる」だけでなく「『核』を攻撃する実力行使に出た」ことは間違いありません。誰かプーチンを止めてくれ!
ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカに対してロシアに対する経済制裁だけではなく、実力行使を望んでいます。しかしそんなことになったら、第3次世界大戦が勃発し、核戦争によって人類や地球が壊滅的な打撃を受ける恐れがあることは、バイデン大統領も承知しているでしょうね。アメリカはウクライナに軍を派遣することは考えていないようです。(まさか、騒動が長引けばアメリカの武器産業は笑いが止まらない。しかも自国民から犠牲者は一人も無し。…なんてことを考えているのではないでしょうね?)
では、プーチンの暴走を止めるには、いったいどうしたらいいんでしょう?プーチンの側近に正しい判断ができる人はいないんでしょうか?まぁ独裁者は自分にとってのイエスマン以外は徹底的に排除してきたはずですから、やっぱりみんなプーチンの言いなりなのかな?
ロシア国内にも今回のウクライナ侵攻に対して反対を表明している人たちがいて、言論統制されたり捕まったりしてるニュースもテレビで流れていました。やっぱりプーチンの蛮行にストップをかけるには、ロシアの内部からの動きが必要だと思います。ロシア政府内部の人間の正しい判断や、ロシア国民の世論や、ロシア国籍の文化人やスポーツ選手たちの発言も重要だと思います。恐怖政治にピリオドを打つべく、ロシア国民にもぜひ頑張ってもらいたいです。特にプーチンの側近の皆さん。プーチン愚かな決断に最後のストップを懸けることができるのは、あなたたちの良心だ。
では、日本人のボクらには何ができるでしょうか?物価高騰等でボクらもこれからますます影響を受けるでしょうが、ウクライナ国民の現状を考えれば我慢しなければなりません。ウクライナへの寄付行動、ロシア製品や農海産物の不買運動、SNS等で自分の考えを積極的に発信することも必要かもしれません。そして今後は、ウクライナ難民の受け入れについても、可能な限り協力していかなければならないと思っています。
地球的規模での世論が「NO!WAR!」「NO!プーチン!」「ウクライナを守れ!」となっていくことで、事態が好転することを今は心から願っています。