すっかり秋も深まってきましたね。ボクは落語を聞いたり、演劇を見たり、温泉に行ったり、災害復興に行ったりしながら(バイトに行ったり、土手を走ったり、卓球の練習に行ったりもしています。ピアノは少しだけ…)、天気の様子を見ながら秋の外仕事にも取り組んでいます。
今日紹介するのは「クルミの収穫」です。わが家の敷地内に、樹齢100年近くあると思われるクルミの古木があります。この実を拾うのが、ボクの毎年この季節の仕事です。クルミの実を拾って処理するのって、意外に汚い仕事でね。手間もかかるんですよね。
クルミの木の下に、実がこんな感じで落ちています。硬いクルミの殻の外側の緑色の部分が腐って黒くなると落果するので、それを拾います。ところがね。この外側の黒い部分が汚いんですよ。作業にゴム手袋は必須です。
ポリバケツいっぱいに拾ってきたクルミの実を水場で洗い、外側の黒い部分を除外して中のクルミの殻の部分を出していくんですが、一朝一夕にはいきません。
まずは数日間放置しておき、外の黒い部分を自然に腐らせます。
それを足で何度も踏んづけて(もちろんゴム長靴は必需品です)、外側の部分を取り除いていきます。途中でポリバケツの中のクルミを手で洗ったり、ホースからシャワーやジェット水流を出して汚れを吹き飛ばしたりしながら、だんだんキレイにしていきます。
はい。だいぶきれいになってきましたね。
ここまでくれば、できたも同然。洗ったクルミを乾燥させます。
今はこうして、ウッドデッキの上で乾燥中です。落果しているクルミはこの数倍の量があるのですが、面倒くさいのでこれ以上は処理しません。だってこのクルミをわが家の料理に使うには、「クルミを割って」さらに「ほじる」という面倒くさい過程を経なければならないわけなので、これ以上はやってられません。(欲しい人、拾いに来てください!笑)
はい。では最後にクルミの画像をアップでどうぞ。なかなか今年のクルミも、美しいじゃないですか!