2月5日 神通滝の続きです。
神通滝を訪れたカメラマンは、滝本体だけでなく、周りの氷を撮影していた。
よくみると、氷の塊にもいろいろと表情がある。
滝のしぶきが凍りついたもの。
長く伸びる氷柱。
溶け始めて、氷柱の表面を水が伝う。
氷の上に落ちた水が、又凍りつく。
氷の下に水が流れる。
そばで見ると、これはもう芸術である。
氷の裏側を、流れ落ちる水のせいで脈動しているようにも見えてくる。
目の前で、変化していく氷の芸術。
氷の撮影は、AUTOのままでは綺麗に撮れない。いろいろ設定を変えて、撮るたびにプレビューで確認して・・・。
実際に撮影に費やした時間は、滝よりもこちらの方が多かったかも。
次は母衣暮露の滝に向かう途中に見つけた面白いオブジェクト。
散水用のホースが裂け、噴出した水が枯れ枝にかかり、凍りついたもの。周辺には全く氷がなかっただけに、とても目立っていた。
更には近づいてみて、自然の不思議を感じてしまった。
最後は、コンクリートの壁に付いた苔(?)が凍りついたもの。自然にできたものだが、何かの意思が働いているようにさえ思えてくる。
私は風景を写したくて、どちらかというと遠望撮影が多かった。滝に近づくにつれ、広角を使う機会が増えた。さらに最近は、マクロレンズを使ったりして、身近なものをUPにする楽しさを覚えてきた。
こんなシーンに巡り合う度、写真をやっていたよかったと思う。
色んな表情が面白いです
芸術的な写真が出来ましたね!
私はここまでは気が付かないです。
何を撮っているのだろうと思って、人が撮った後を覗き込んで見つけたシーンです。
ローマさんの視点には、いつも勉強させられています。
視点を変えることができるのも、写真をやっている喜びですね。