12月23日 美波町滝めぐりのつづきです。
白滝を後にして、次の滝に向かう。(白滝は正確には牟岐町だが)。
南阿波サンライン第一展望台からも見える不動滝。海岸へと降りる道からの正面遠望が右の写真。
以前訪れた時、滝へ接近すると思われた道を辿ったが、夏の為藪に塞がれ接近を断念した。今回再びその道を辿ってみたが、やはり前回以上に進むことはできなかった。 接近をあきらめようと思ったが、Googleマップで見ると道が川を横切っているのにそれらしい橋がない。GPSで橋と道が交差する辺りを探っているうちに、下方に道らしきものがあるのに気付いた。水の流れは伏流となっているようだが、その河床跡に通路があるようだ。斜面を下りてその道路を辿る。振り返ってみると、トンネルがあり、それを通れば道の向こうに出られるが、入口に大きな蜂の巣。このトンネルがかっての川の跡だろう。
道は少し行くと祭壇らしき石垣で消失する。その後は伏流する前の水の流れを辿って、沢を遡る。険しい岩場と藪を越えてたどり着いた滝の直下は、遠望した時からは想像できなかった素晴らしい姿だった。
時間は10時50分。光の具合で虹が見える。
しっかり堪能して、不動滝を後にする。
次の目的地は、少し南に下った二見海岸にある二見ケ滝。桂さんの情報を頼りに、道なき急斜面を下って何とか滝の上にたどり着いたが、崖を下りる術が見つからず、滝を見ることは断念。ロープを使えば降りられるらしいが、一人では挑戦し難い。あきらめて戻る途中のお土産は、間近で見たコゲラ。
二見ケ滝が見られなかったので、別の滝を訪れるつもりで、帰路を変更して脇町へ。
早朝出発だったので、眠くなって途中のPAで仮眠していると、天候は悪化して吹雪になってしまった。これでは滝訪問は無理なので、仕方なくR193をそのまま帰路に。仮眠の所為で時間的にも苦しくなっていたので良かったかも。
帰宅したのは17時前。今年最後の遠征は、341km 8,459歩。目標制覇は成らなかったが、二つの滝で事実上の初訪瀑を達成して、充実した遠征だった。